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里山ってなんだ!第7回「生物の多様化」5 ヤブミョウガ 雑木林と人工林が混在した六国見山森林公園では今、春に除伐した常緑樹の根元からたくさんの新しい枝(ヒコバエ=萌芽枝)が、にょきにょきと出ている姿を目にすることができる。ヒコバエの葉は、緑に赤が融合し、とても艶やかだ。生命の息吹と循環を強く感じる。 手入れをスタートさせたときに、「除伐をすると山が丸裸になる」と批判めいた声を耳にした。しかし、これがいかに見当違いの意見であったかを、ヒコバエが証明してくれている。下草刈りと除伐を行った結果、日差しが入るようになり明るくなった六国見山森林公園には、多様な生き物のエネルギーが満ち溢れている。 「萌芽更新」 「おじいさんは山にしば刈りに……」。昔話「ももたろう」の始まりに出てくる「しば刈り」とは雑木林の手入れ(もやかき)のことです。しばとは手入れで切り取った萌芽枝のこと。電気やガス、灯油の代わりにおじいさんのように山から木を伐って燃料にしていました。…田畑が広がり、小川が流れ、燃料になる木を伐り出す林、竹林、草刈場などがあり、人の暮らしと自然が密接にかかわりあっているところを、そこを「里山」と呼びました。…人工林では伐採後、苗木を植林して育てていくのが普通ですが、雑木林の主要樹林であるクヌギ、コナラ、カシワ、クリ、エゴノキ、カエデ類などの植物は新しい枝(萌芽枝:俗に「ひこばえ」といいます)が出てくるので、これを成長させることで、新しい株を育てていく方法が、薪炭林などで古くから行われてきました。これが「萌芽更新」です。(「森づくりワークブック 雑木林編」中川重年監修 全国林業改良普及協会) ヒコバエ(「ウィキペディア=フリーの百科事典」より) 蘖(ひこばえ)とは、樹木の切り株や根元から生えてくる若芽のこと。 太い幹に対して、孫(ひこ)に見立てて「ひこばえ(孫生え)」という。春から夏にかけて多く見られるが、俳句では春の季語となっている。 森林伐採の後、切り株からの蘖によって新たな森林ができるようにすることを萌芽更新という。かつての里山はこれによって維持された。カシ類などは種子からの株は単独の茎をまっすぐに立てるが、切り株からでた場合はやや斜め、切り株から外向きにでることが多い。芽が大きな木にまで成長する頃には切り株自体は枯れて腐って消失するが、わずかに間を開けて複数の幹が、それぞれやや外向きに伸びていれば、その内側に切り株があったのだと分かることもある。 幹を切らなくても、環境悪化などによって主茎が弱った場合などには蘖が多数でることがある。
by kitakamayunet
| 2011-06-19 13:21
| シリーズ「里山ってなんだ!」
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Tracked
from 北鎌倉湧水ネットワーク
at 2011-07-17 18:59
タイトル : 里山ってなんだ!第11回ネムノキ
里山ってなんだ!第10回「生物の多様化」6 ヒコバエ 六国見山森林公園の手入れを始めたことで、見過ごしていた植物を“再発見”、それを観賞する楽しみを味わっている。5月のエゴノキの“再発見”(岩瀬中生徒の手入れ地につながる!第5回里山継承PJ http://kitakamayu.exblog.jp/16368777/)に続き、7月の定例手入れではネムノキを“再発見”した。 ネムノキは、花が日没前に開花し、葉が夜になると閉じて眠るように見えるので「ネムノキ」と言うそうだ。真っ青な夏空をバッ...... more
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