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マンリョウ:六国見山森林公園へ野鳥からのプレゼント① このところの気温の上昇で、六国見山森林公園で下草が猛烈な勢いで生長し、作業路を覆ってしまった。来月(7月)、使い捨て和器用の間伐材を運び出すつもりだが、このままでは作業に支障をきたす。ということで6月26日、畑でトウモロコシとオクラを初収穫してきた後、作業路の“復元”を図るために1人で下草刈りをした。 梅雨の晴れ間で、日差しが強かった。したたる汗をぬぐいながら大鎌でアオキ、アズマネザサなどを切り倒していると見慣れない木が生えていた。「ひょっとして貴重な木かもしれない」。そう考えて、刈らずにそのまま残し、写真を撮り、里山インストラクタ-のかっちゃんこと川上克己さんにメールした。 かっちゃんの返事は下記の通りだ。見慣れない木はサンショウの木だった。 「添付写真はサンショウの木です。私は薬味として重宝していますので、庭の片隅に一本植えていますが、鋭い棘があるので場所を選び、大きくならないように小さく仕立てて植えてあります。 サンショウは普通に野山にある木なので手入れの際には薬味として必要な分を残しますが、あとは棘に引っかかるのが嫌で刈りはらっています。自宅近くに一本残して置くと、薬味が必要な時に重宝です」 サンショウ(ヤサシイエンゲイより転載) 科名:ミカン科 別名:ハジカミ 樹高:2m~5m 主な開花期:3月下旬-4月 日本、朝鮮半島南部を原産とする落葉性の低木です。日本では古くから親しまれている香辛料で新芽、若葉、つぼみ、果実などを食用として利用します。雄株と雌株があり、春に花を咲かせて雌株は果実を付けます。未熟な青い果実は佃煮などに利用されます。 熟してはぜた果実の皮の部分を粉にしたものがウナギの蒲焼きなどでおなじみの粉山椒です。若い芽は「木の芽」と呼ばれ和え物などに使われます。舌を痺れさせるような清涼感のある辛みと独特の香りがあります。ちなみにこの独特な辛みのもとの正体はサンショールと呼ばれる成分にあります。 別名をハジカミといいます。「ハジ」は熟した果実の皮がはぜるところにちなみ、「カミ」はニラの古名でニラのように辛いという意味です。属名のザントクシルムはギリシア語で「黄色い木材」の意味で、心材(芯に近い部分の材木)が黄色くなるところに由来します。サンショウの木は材質が堅くほのかによい芳香がするので、すりこぎの材料としても有名です。比較的栽培しやすい木ですが、他のミカン科植物同様アゲハチョウ類がつきやすいです。 サンショウの育て方(ヤサシイエンゲイより転載 季節・日常の手入れ 落葉期に間延びした枝や、混み合って重なった部分の枝を切ります。落葉前の成長期に伸びた枝の中で短いものには花が付きますので切り落とさないように気をつけましょう。ある程度の刈り込みにも耐えますが、枝を切る作業は必ず落葉期に行います。 利用・収穫 春に新芽を摘み取り利用します。青い果実は7月頃、熟した果実は9月頃に収穫します。粉山椒をつくりたい場合は、はぜた果実の中にある黒い種子を取り除いて果皮の部分だけにし、十分乾燥させてから粉にします。また、雄株には果実が付かないので実の収穫が目的の場合は気をつけましょう。 まとめ ・雄株と雌株があります(実ができるのは雌株のみ) ・根の張りが浅く、乾燥に弱いので水切れに気をつけましょう ・アゲハチョウの幼虫に注意 下草刈りは2時間半ほど行った。暑かったので体力をかなり消耗した。妻から携帯に“帰宅指令”が入った。若くない。予定した作業はまだ半分残っていたが、潮時だと判断し、山を下りた。 【作業前】 【作業後】 【作業前】 【作業後】 【作業前】 【作業後】
by kitakamayunet
| 2016-06-27 08:53
| シリーズ「里山ってなんだ!」
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Tracked
from 北鎌倉湧水ネットワーク
at 2017-01-08 17:02
タイトル : コセンダングサが植樹したイロハモミジの周りに群生
六国見山で下草刈りの最中にサンショウの木発見6・26 六国見山森林公園では植樹したイロハモミジの周りの下草を刈った跡に、今、たくさんの山野草が小さい黄色の花を咲かせている。名前が知りたい。そこで、1月8日の朝、北鎌倉湧水ネットワークの里山インストラクターのかっちゃんこと川上克己さんにメールで問い合わせた。 かっちゃんから間髪を入れずに「写真で見る限り、キク科のセンダングサの仲間でコセンダングサだと思います。秋の草原でタネが衣類に纏いつくヒッツキ虫です」との回答があった。 生物...... more
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