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【超凄腕の木こり三度龍隠庵へ】(1) まるで“人間製材機” 自力でケヤキの天辺近くまでよじ登り作業を始めた平松譲さん(龍隠庵裏山) リフトで持ち上げてもらいスギの天辺近くで作業する造園業者(円覚寺境内) 超凄腕の木こり・平松譲さん、西力太さん、今井陽樹さんの3人が人間の知恵と肉体を駆使して円覚寺塔頭の龍隠庵の裏山の崖に生えたケヤキとエノキの伐採に取り組んでいるのと時を同じくして、臨済宗円覚寺派本山・円覚寺境内http://www.engakuji.or.jp/top.htmlでは、別の造園会社による先端に枯れが入ったスギの巨木の伐採作業が進行していた。 こちらの伐採はトラックにクレーンを積み込み、クレーンの先端に人が乗れる“ゴンドラ” を装備し、伐採者はこのゴンドラに乗ってチェンソーで伐採を行っていた。高さを調整するため、クレーンを積み込んだトラックごとリフトで持ち上げていた。 平松さんたちのグループが主に人の力を頼みにする「自力」なのに対し、別の造園会社の方は、多くを機械に頼る「他力」。トラックやクレーンが入れる場所ならば「他力」の方が効率的だ。しかし、地形的な制約があり龍隠庵に「他力」を持ち込むことはできない。ここに平松さんたちの「自力」の生きる道がある。興味深い作業風景を見ることができた。 平松さんはツリークライミングの技術を見につけている。「Annの森プロジェクト」では「ツリークライミング」について下記のようは説明がされている。 *ツリークライミングとは 日々の訓練による確かな技術で、手仕事として木に登る、それがプロのツリークライミング® ツリークライミング®:最新鋭高性能ロープの開発のために世界のロープメーカーはしのぎを削っています。強度も性能もロープは進化を続け、用途毎にどんどん多彩になっています。こうした繊維ロープを駆使した手仕事の樹上登攀技術であるツリークライミング®も日進月歩刻々と変化をしていきます。 より安全で木にも優しく、作業効率も追求する。そんな最新・推奨の技術にキャッチアップしていくためには、日々の弛まぬ研鑚とチーム訓練が求められます。「見よう見まね」や「単技術の模倣」、「訓練を伴わない理解」は、かえって危険を招き、作業品質の向上は決して望めません。 木を単に厄介者、不要なものとして処分してしまうだけの「伐採業者」やいわゆる特殊伐採ではありません。ツリーケア(適正な樹木管理)のための総合的な樹上作業安全技術など、正式に国際資格を合格取得し、道具の扱い方から登攀技術までを、王道としての推奨や基本ルールに基づき、正統に実践している技術者こそが、プロのアーボリスト®、ツリーワーカー®が実践するツリークライミング®です。 *塔頭(たっちゅう) 本寺の境内にある末寺院。塔中とも書く。塔は墓の意で、もとは高僧が寂すると、弟子がその塔の頭(ほとり)に小庵(しょうあん)を建て、墓を守ったことに始まる。のちには、大寺院の高僧が隠退したときなどに、寺の近くや境内に小院を建てて住し、没後も門下の人々が、この小院に住して墓塔を守り、祖師が生けるがごとく奉仕するに至り、それらをも塔頭と称する。次々と小院が建てられたために、しだいにその数も増え、たとえば鎌倉の円覚寺(えんがくじ)は一時、32庵二院を数え、いまでも12庵一院を擁している。元来、塔頭は大寺院に従属したが、明治以後では独立した寺院として扱われることが多い。[永井政之] (日本大百科全書(ニッポニカ)の解説)
by kitakamayunet
| 2017-02-21 08:42
| 鎌倉の美しい里山継承PJ
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Comments(0)
Tracked
from 北鎌倉湧水ネットワーク
at 2017-02-23 17:43
タイトル : 【超凄腕の木こり三度龍隠庵へ】(3)伐採されたケヤキと般..
【超凄腕の木こり三度龍隠庵へ】(2)自力と他力 超凄腕の木こり・平松譲さん、西力太さん、今井陽樹さんの3人の伐採のターゲットになった龍隠庵の裏山の崖に自生し、書院を脅かすように大きく成長したケヤキとエノキは切り株と根っ子だけを残し、人間の視界から消えた。果たしてケヤキとエノキは「無用の長物(あっても役に立たず、かえってじゃまになるもの)」としてのみ存在し、そのまま消滅してしまったのだろうか? 答えは「否」である。形の変化を伴い、「無用」から「有用」へと事態は一変する。 残ったのは切り株...... more
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