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11・5盧佳世コンサート『マウム(こころ)の歌』in浄智寺 □来年のレヴィン追悼コンサートの「前哨戦」 ―「北鎌倉に来ると」(仮題)も初披露― 今秋の「北鎌倉匠の市・匠展」は私にとって、特別な意味を持つ。同時開催される「お寺 de コンサート」 の一つ、「11・5盧佳世コンサート『マウム(こころ)の歌』in浄智寺」に、同郷のレヴィンのご両親と娘さんら22人がマイクロバスで駆けつけてくるからだ。レヴィンとは、2年前、26歳の若さで亡くなった私の同郷の高木昌宣さんのHP上のハンドルネームで、詩集「レヴィンの系譜」の著者である。 ▽「かたち」と「悲しみの雨の中で」を作曲 盧さんはこの詩集に注目し、詩集に収録されている「かたち」と「悲しみの雨の中で」という二つの詩を作曲、5月の私の2冊目の本である「団塊世代よ、帰りなん、いざ故郷へ! ―セカンドライフの一つの選択肢―」の出版記念会の席で、歌ってくれた。 私は昨年、第1回団塊サミットを主催、「地方から都会へ集団移住した私たち団塊の世代は間もなく、一斉に退職する。職場を去った後、団塊の世代はどのような人生設計を持っているのだろうか。30年も仕事をしてくれば、その仕事を通じて培ってきたかけがえのないノウハウがあるはずだ。セカンドライフの一つの選択肢として、そのノウハウを故郷の活性化のために使ってみてはどうか。故郷の定義は、実際の故郷に限定するのではなく、第二の故郷、あるいはお気に入りの地域、大切に思う場所というふうに拡大して考えたい」と呼びかけた。 ▽「レヴィンの系譜」を故郷の「文化財」に! 故郷の活性化は、定年間近の私にとって非常に大きなテーマである。かつてイーハトーブ(岩手県)の風と新緑と新緑に誘われて、仲間と一緒に宮沢賢治の世界を訪ねる小旅行をした。そこで、生前はまったく売れなかった宮沢賢治の作品が、没後に評価され、故郷の人たちに自信と勇気を与え、故郷の活性化に多大な貢献をしていることを知った。 縁があって、詩集「レヴィンの系譜」の出版のお手伝いをさせてもらった。この過程でこの詩集は故郷の「文化財」になり得るとの確信を持った。来年の5月2日のレヴィンの命日を想定し、東庄町公民館で盧さんを招いて、レヴィン追悼コンサートを計画している。関係者の基本的な了解も得た。 ▽東庄町公民館を400人の観客で埋めたい 東庄町公民館は収容人員が400人。ぜひとも、東庄町公民館を400人の観客で埋めたい。いまだに悲しみの中にいるレヴィンの遺族の気持ちに応えるため、さらには詩集「レヴィンの系譜」を故郷の「文化財」にするという私の自身の目標達成のために…。これは、私を育ててくれた故郷への、私の精一杯ののささやかな恩返しなのだ。 「11・5盧佳世コンサート『マウム(こころ)の歌』in浄智寺」は、来年5月のレヴィン追悼コンサートの「前哨戦」の意味合いがある。多くの皆さんに足しを運んでいただくことを願っている。なお、盧さんはこの日、本人がかねてから作りたいと思っていた北鎌倉をテーマにした曲「北鎌倉に来ると」(仮題)初披露する。
by kitakamayunet
| 2005-11-04 07:25
| レヴィン文化財プロジェクト
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Comments(4)
Tracked
from 北鎌倉湧水ネットワーク
at 2005-11-05 23:53
タイトル : 速報!盧佳世コンサート『マウム(こころ)の歌』in浄智寺
レヴィンの遺族らマイクロバスで11・5盧佳世コンサートに! レヴィンのご両親と娘さんらの前で、盧さんが「レヴィンの系譜」を熱傷、会場は感動と感激の涙に包まれました。 来年の5月20日、レヴィンの故郷の千葉県香取郡東庄町で、盧さんをお招きして、レヴィン追悼コンサートを開催します。皆様、是非お出かけください!... more
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kanbe48 at 2005-11-05 12:03
31回目の父の命日です。必ず青い空が広がるんです。
0
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泰山木
at 2005-11-05 22:32
x
匠展、ご盛況のご様子、おめでとうございます。
盧佳世さん、素晴らしい方ですね。才能も充分。来年5月のレヴィン追悼コンサートには、行きたいな・・・それにしても、kitakamayuさんの実行力は素晴らしい!わが身が情けなしです。
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kitakamayunet at 2005-11-05 23:09
そうですか。1週間前の天気予報では雨だったので、気をもんでいました。きょうの青空はいろいろな方のお陰なんですね。
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kitakamayunet at 2005-11-05 23:10
来年5月20日。言いだしっぺの私が、帰りなん、いざ故郷へ!です。ぜひ、お越しください。
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