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◎夢中になれるものをつくる。その目標に向かって努力することが大切だ 日本スキー界の草分けで、プロスキーヤーの三浦敬三さんが、5日午前2時32分、多臓器不全のため東京都内の病院で死去した。101歳。敬三さんの長男が、冒険スキーヤーの三浦雄一郎さん。合掌。 親子四代でモンブランを見事に滑降し、世間をあっと言わせた敬三さんは、2003年に「98歳、元気の秘密」(祥伝社、1238円+税)を出版し、各地で講演会を積極的に行っていた。私も東京で開催された講演会に出席し、感想を生涯現役というタイトルでコラムにまとめた。このコラムの要旨を掲載したい。 【生涯現役要旨】 ▽「ウルトラ・スーパー元気おじいちゃん」 「スーパー元気おじいちゃん」と思っていた三浦雄一郎氏には、なんと99歳の現役スキーヤーの「ウルトラ・スーパー元気おじいちゃん」の父親がいた!びっくりすると同時にどういう人物なのか、是非とも詳しく知りたいと思った。猛烈な興味が湧いた。万難を排して、セミナーに参加した。 講演開始、15前前に会場に着いたのだが、既に一般席は埋まっていた。そこで、若干の空席があった報道席に座らせてもらった。その後も、出席者は増え続けた。会場にはそれぞれの世界のカリスマ性を持ったスターの登場を、今か今かと待つような期待感が満ちあふれ、テンションが、時間の経過とともに異様な高まりをみせていった。 ▽夢中になれるものをつくる 常識を超えた若さと健康の秘密は、呼吸法やアロマテラピー、ヨーガなどの要素を取り入れた体操、ウォーキング、食事など、日々のたゆまぬ摂生を基本とした生活態度にあった。具体的な方法は、著書の「98歳、元気の秘密」(祥伝社、1238円+税)に詳しく書かれている。 はっきり言えることは、健康法のための健康法ではないということだ。「スキーが好き、死ぬまでスキーをやりたい」という明確な目標があって、そのために健康を維持している。 「近い目標は立山でスキーをする。大きな目標は来年、雄一郎の長男が住んでいる米国のソルトレークで、親子4代で滑ること。スキーでなくてもいい。夢中になれるものをつくる。その目標に向かって努力することが大切だ」 ▽子どもの世話にならない 家族の絆を大切にし、生きる楽しみ、目標の基盤も家族であるのに、敬三氏は現在、東京で一人暮らしだ。料理、洗濯、買い物を一人でやっている。掃除だけは苦手なので、近くに住んでいる娘さんに月に2、3回お願いしているという。 奥さんに先立たれた後、一時期、雄一郎氏に引き取ってもらった。しかし、「サービスが良すぎて、このままではだめになる。人間楽をしてはいけない」。そう思って、一人暮らしを始めた。電車も、飛行機も一人でチケットを買い、一人で乗る。 講演を聞いた後、「一人暮らし」、つまり「自立」ということについてしばし考えさせられた。「生、老、病、死」は人間、避けることができない。今までは子どもの面倒を見ることばかりに目がいっていた。しかし、既に子どもたちは巣立った。若いつもりでいても、老いは必ずやってくる。 冷静に考えれば、私たち団塊の世代は、老後の生活の保障を国、企業、家族を求めても、どうしようもないのだ。これからは「子どもの世話にならない」ということを肝に命じて、そのために何をなすべきかを考えながら日々過ごしていきたいと思っている。
by kitakamayunet
| 2006-01-06 08:58
| 唯我独尊(コラム)
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