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市への寄付は今後の総会で決定―台峯トラスト、存続― 「台峯周辺緑地の取得または借用が難しく目的を達成できない」(吉野理事長) 「NPO法人にメリットはないので、こだわる必要はない」(仙田神奈川県議) 2月18日に開催された北鎌倉の景観を後世に伝える基金(北鎌倉台峯トラスト、吉野功理事長)の主要行事「北鎌倉・台峯を歩く」に参加した。この行事は前身の「なだ いなだと北鎌倉周辺を歩く」から通算するとこの日で100回目を迎えた。 わたしは「北鎌倉台峯トラスト」の立ち上げ(1998年11月1日)に参加することで、今や「2007年問題」のキーワード化した「地域デビュー」を果たした。一昨年まで「北鎌倉台峯トラスト」の理事だったが、台峯緑地の保全が決定し、わたしの役割が終わったので、理事を辞めた。現在は正会員としてこの組織と関わりを持っている。 「なだ いなだと北鎌倉周辺を歩く」は、前の理事長のなださんが、定期的に台峯を歩きたいと希望されたので、台峯に精通した鎌倉自主探鳥会の久保廣晃さん(現北鎌倉景観トラスト理事)にガイド役をお願いし、毎月第三日曜日に台峯を歩くことになった。当初は「なだ いなだと台峯を歩く」とネーミングした。しかし、私有地と公有地が混在した地域を歩くことになるし、開発志向の強い地権者への配慮などから「なだ いなだと北鎌倉周辺を歩く」に変更した。 100回記念ということで、この日は台峯を歩く前に、「北鎌倉台峯トラスト」の理事と会員や歩く会参加者の話し合いの時間(9:00~11:00)が設定されていた。ちょうど休みも取れたし、「北鎌倉台峯トラスト」が保有している「緑地保全積立金」(13、363、000円、平成18年12月現在)の扱いも気になっていたので、久しぶりに参加した。 冒頭挨拶の中で吉野功理事長は「(台峯の「里山的実質保全」を実現するために必要な)台峯周辺緑地の取得または借用がいずれも難しい。このままではNPO法人の目的を達成できない。会員にアンケートを実施し、意見を聞いた上でNPO法人を解散したいと考えている」とNPO法人を解散する意向を表明した。解散する場合は「規約9・解散する場合は、この基金の趣旨に連なる公的な団体に寄付します。」に従い、これまでの経緯から鎌倉市に寄付することになるはずだ。 会員にアンケートを実施する時期について、吉野理事長は「鎌倉市の台峯緑地基本構想は、緑地の維持管理は市民参加を前提にしている。この市民参加の輪郭が決まってから」としている。これは解散後も緑地の維持管理に「北鎌倉台峯トラスト」が関わるべきだとする会員の意見に配慮したもの。 吉野理事長に続き、このトラストをサポートしてきた仙田みどり神奈川県議会議員が「現状ではNPO法人のメリットはない。煩雑な手続きで苦労するだけ。こだわる必要はない」と挨拶した。 吉野理事長は公認会計士である。また、林雄一郎監事も公認会計士である。トラストはお金が絡む。間違いがないようにということで日本公認会計士協会にお願いに参上し、北鎌倉台峯トラスト」に参加いただいた。 理由は任意団体では、浄財が代表の個人資産にカウントされてしまうということだった。多くの方々からいただいた浄財が個人資産の扱いでは、将来に禍根を残す。NPO法人なら浄財はNPO法人に帰属し、公的なチェックも入る。NPO法人にすることは、素人にはちょっと難しい。しかし、公認会計士のような専門家なら簡単である。 いずれにしても緑地の維持管理に引き続き責任を果たす「受け皿」が用意できれば、NPO法人を解散することで、深刻な問題が生じるとは考えにくい。むしろ、「台峯の保全のために」と浄財を募っておきながら、保全が担保されたのにもかかわらず、明確な理由もなしに「緑地保全積立金」を持っていること自体が不自然だとわたしは考える。吉野理事長の考え方に賛成である。 *「北鎌倉台峯トラスト」2005・5・8総会決定事項 特定非営利活動法人・北鎌倉の景観を後世に伝える基金(略称・北鎌倉台峯トラスト)は、5月8日、台峯緑地の全面保全決定を受け、北鎌倉の山ノ内公会堂で総会を開き、組織の存続問題などを討議した。その結果、組織は解散せずに、今後は台峯の「里山的実質保全」を実現するための活動に主軸を移すことを条件に、現行の組織の存続を決定した。 活動目的を担保するために、現行の定款第5条(1)の事業目的「北鎌倉台峯緑地を取得または借用し、これを保全管理する事業」とあるのを「北鎌倉台峯緑地及び『里山的実質保全』に必要な台峯の周辺緑地の取得または借用し、これを保全管理する事業」に変更した。 焦点となっていた「緑地保全積立金」(12、000、000円)と「鎌倉みどり債」(1、000、000円)の扱いについては、会員の意見を参考に総会で決定することを決めた。
by kitakamayunet
| 2007-02-21 17:48
| 台峯&マンション問題
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Comments(3)
Tracked
from 北鎌倉湧水ネットワーク
at 2007-02-23 09:28
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泰山木
at 2007-02-22 08:51
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一仕事終わっているが、やはり継続しての活動、というか、メンテナンスが必要なのでしょうね。又ぞろ怪しげな活動者が出てこないとは限りませんものね・・・・
それにしても、かなりな難事業をよくやり遂げられました。北鎌倉という場所の持つ、神秘的な力を感じます。これ以上、荒らすなという関東武士の心息が息づいているのではないでしょうか。 JUONも最近、少しづつ活動が認められてきているようです。 よろしくお願いいたします。
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kitakamayunet at 2007-02-22 10:28
泰山木さん、おはようございます。鎌倉市への浄財の寄付は多分、秋以降になりそうです。
JUON関東のこれからの活動の目玉の「南限のサケ遡上プロジェクト」は無名人からの伝言―野口初太郎不屈の人生―http://kitakamayu.exblog.jp/i25に関係してきます。頑張りましょう。
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泰山木
at 2007-02-22 11:08
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凄いことになりそうです。
思いつきように始まった、鮭遡上プロジェクト。このような展開の上に成り立つとは・・感無量です。 来年度は、関東預かりの資金を使ってでも、「鮭まつり」に行こうと計画しています。現地の方との交渉も始まっています。 これでますます勢いがつきそうです。 来年のテーマは水です。
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