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「田子作煎餅」―匠の市でのみ販売、千葉の手焼き煎餅― ![]() 8月16日、北鎌倉では春と秋の「北鎌倉匠の市」の開催時のみ購入できる手焼き煎餅を製造販売している「田子作煎餅」の本店(〒261-0021 千葉市中央区新宿120-5 白幡神社際 電話 043-241-4638)を初訪問した。この日は「第54回東大社式年銚子大神幸祭-総(ふさ)の国の原風景-」(http://kitakamayu.exblog.jp/14971133)を千葉県政記者クラブと千葉県神社庁に届けに行った。地図を見ていたら「田子作煎餅」の本店は、千葉県政記者クラブと千葉県神社庁のいずれからも近い場所にあった。 せっかくの機会なので知己の長島良之助元社長(故人)の四男の豊さんに本を献本して、次の目的地の銚子に向かおうと考えた。豊さんに携帯電話を入れたら、「今、支店にいるけれども本店に行きます」とのことで、しばらくしてから本店で再会した。 良之助元社長は長島家の氏神様である白幡神社の中断されていた例祭を復活させた。生きておられて「第54回東大社式年銚子大神幸祭-総(ふさ)の国の原風景-」を見せたら、さぞかし喜んでくれたことだろう。 ![]() 本店の片隅では猛暑の中、大汗をかきながら、丁寧に煎餅を焼いていた。香ばしい匂いが店内に漂っていた。煎餅を焼く姿を見て、「田子作煎餅」の手焼き煎餅がおいしい理由をあらためて理解した。
草木染め「アトリエ つみくさ」(北鎌倉でお買い物) 北鎌倉、円覚寺前でお待ちしています! *「有風亭」は「ガイドブックに載らない北鎌倉の神々」掲載店です! 「絶対に客引きはしません。それが人力車の美学です」。有風亭の青木登さんは、わたしの目をしっかりと見据えて、こう言い切りました。こだわり人間の多い団塊の世代に属しています。訳があって、脱サラしました。一九八三年十月、静岡県浜松市から鎌倉市に転居し、八四年の元旦から営業を始めました。「鎌倉に惹かれていました。文化都市であり、しかも海や山があります。営業するなら、鎌倉しかないと思っていました」 営業範囲は鎌倉市全域ですが、基本は北鎌倉。円覚寺前で客待ちしています。「北鎌倉の商観光を考える会」の発足に協力するなど、北鎌倉のまちづくりにも貢献してくれています。結婚式場の鶴岡会館とは“専属契約”をしており、鶴岡八幡宮から鶴岡会館まで、新郎新婦を乗せて若宮大路を走ります。沿道の観光客から新郎新婦には、「おめでとう」「お幸せに」の祝福の声が掛かります。一生の思い出になることでしょう。(文・野口 稔 写真・島村国治) MAP (略) 所 〒247-0062 鎌倉市山ノ内156 営 11:00~17:00 休 雨の日 電 0467-24-3739 090-3137-6384 メール なし URL 主な商品 約10分2000円 30分5000円 1時間貸切 9000円 (全コース・二人乗り)
ブローチを自然の色で染めたかった! *「アトリエ つみくさ」は「ガイドブックに載らない北鎌倉の神々」掲載店です! 「ブローチを化学染料ではなく、どうしても自然の色、植物の色で染めたいと考えました」。オーナーの嶋村冨美子さんは、草木染めを始めたきっかけをこう話してくれました。最初は自宅の庭のキイチゴで染めたそうです。元々アートフラワーの制作をしていました。それから鎌倉の森や湘南の海岸に自生している植物、例えばヨモギ、ツキミソウ、ハマゴウなどで絹、綿、麻、ウールを染め、オリジナル商品を作り上げました。 「前に出過ぎることなく、人の肌を優しく際立たせてくれるのが草木染の特徴です。それと春はサクラ、夏はツキミソウ、秋はドングリといった具合に季節を楽しむことが出来ます。何よりも地球、自然に対して謙虚になれます」。お話を伺っていて、オーナーが自然への畏敬の念を持った“自然大好き人間”だということがしっかりと伝わってきました。「織物教室も開催しています。お気軽にお問い合わせ下さい」(嶋村さん)![]() ![]() ![]() 所 〒247-0062 鎌倉市山ノ内374 営 11:00~17:00 休 月曜日(6・11月無休) 電 0467-24-6486 メール tsumikusa_fumi@ybb.ne.jp URL 主な商品 ブローチ 2100円~ イヤリング 1050円~ ストール4095円~ ブラウス、ワンピース、セーター、糸などオリジナル草木染製品 「ガイドブックに載らない北鎌倉の神々」出版記念会 ゆっくり、ゆったり大人の北鎌倉 地元在住のおとな探偵団がお宝スポットを一挙公開! 散策、グルメ、工房・ギャラリー情報満載! http://kitakamayu.exblog.jp/8275684/ 日 時 2008年4月13日 16:00~20:00 場 所 北鎌倉・建長寺(北鎌倉駅から徒歩15分、電話 0467-22-0981) プログラム 第一部 寺沢希美ヴァイオリンコンサート(龍王殿=方丈) 16:00~16:20 高井正俊建長寺宗務総長のお話 16:30~17:30 コンサート 第二部 盧佳世と北鎌倉を歌おう! (応供堂) ゲスト 山内英正 18:00~18:30 懇親 18:30~19:30 コンサート 歌:盧佳世 ギター:矢野敏広 19:30~20:00 懇親 *第二部は飲み物(北鎌倉湧水仕込み地ビール「北鎌倉の恵み」など)、食事(建長寺がルーツのけんちん汁など)付です。また、第二部参加者には「ガイドブックに載らない北鎌倉の神々」(定価1000円)を進呈致します。 入場料 第一部2000円 第二部3000円 (建長寺入り口で入場券を提示すれば、拝観料300円は不要です) ●前売り券等のお問い合わせ窓口 TEL&FAX 0467-22-4693 (斎藤方) Eメール saitoh76@mte.biglobe.ne.jp 、YHR00327@nifty.ne.jp 主催 北鎌倉湧水ネットワーク(http://kitakamayu.exblog.jp/) 出演者プロフィール 高井正俊 たかい・せいしゅん 建長寺宗務総長。鎌倉学園理事長。1946年生まれ。55年、宗禅寺で得度、60年、鎌倉建長寺の昭和・平成時代を代表する高僧の湊素堂老師に就き禅修行に入った。40歳で宗禅寺住職。「お寺は人が集まる場所であり、文化の発信基地」が持論で、市民も参加できる「鎌倉禅研究会」を主宰するなど禅の普及に注力中。 寺沢希美 てらさわ・のぞみ 4歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園音楽学部、英国王立音楽院卒業。2001年夏、世界的に著名なザルツブルク音楽祭のコンチェルトソリストコンクール優勝。世界中からオーデションで選ばれて集まった若手ヴァイオリニスト数百名の中から1人選ばれて、ヨーロッパデビューを果たした。 盧佳世 の・かよ シンガーソングライター。川崎市出身。2003年、ソロ歌手として活動を始める。05年11月に1stアルバム「マウム~こころ~」をリリースした。「夢」をあきらめずに「希望」を持ち続ける「勇気」、そして、「マウム」(こころ)を伝えることをモットーに音楽活動を展開中。 矢野敏広 やの・としひろ。北海道出身。ギタリスト。中学時代にフォークソングの洗礼を受け、高校卒業後上京、ライブハウスを中心に活動開始。現在、李政美、趙博のギタリスト・マンドリン奏者として、日本各地、韓国でライブ活動を行う。日本Jazz界伝説のギタリスト、高柳昌行にギターを師事した。確かな技術と柔軟性を持ち合わせる。 山内英正 やまのうち・ひでまさ 1948年、鎌倉市生まれ。68年、伝説のエレキバンド、「井上宗孝とシャープファイブ」に9年間リズムギターとして参加。73年にはアルバム「春の海」にてコロムビアレコードゴールデンディスクLP賞とゴールデンディスクヒット賞を受賞。83年、鎌倉市に「ライブハウス蝶家」をオープンした。
鎌倉彫 博古堂 重厚さと躍動感を兼ね備えた博古堂作品のルーツは仏像彫刻です。家伝によると、現後藤家当主の後藤圭子さんは、日本彫刻の大家運慶を始祖とする二十九代目だそうです。明治時代の廃仏毀釈運動によって仏具をつくる仏師の仕事が激減したため、工芸としての鎌倉彫に活路を見出しました。博古堂は鶴岡八幡宮の三の鳥居のすぐ脇にあります。北鎌倉ではありませんが、建長寺、円覚寺との縁が極めて深いため特別に紹介します。 鎌倉彫は、文様を彫る「木彫り」-生漆を塗る「木固め」-肌を整える「下地」―漆を塗り、肌を整える「中塗り」-上塗り漆を塗り、まこもの粉を蒔きつける「上塗り」-水砥の粉をつけて研ぐ「研出し」-生上味漆を塗って拭ききる「摺漆(すりうるし)」という気の遠くなるような工程を経て出来上がります。「普段使うお皿でも美しく、質の高いものを作りたい」(後藤さん)。仏師へのこだわりや誇りが伝わってきます。![]() 所 〒248-0005 鎌倉市雪ノ下2-1-28 営 毎日9:30~18:00 (10月~2月は17:30まで) 休 年中無休 電話0467-22-2429 メール hakkodo@kamakurabori.org URL 主な商品 茶器、お椀、鉢、菓子皿などの各種鎌倉彫 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
北鎌倉をイメージしたこだわりの焙煎コーヒー 店主の鈴木時宗さんは、七十年の歴史を持つ酒屋さんの二代目。酒屋さんを廃業したわけではありませんが、現在の営業の主力は焙煎コーヒーです。「肉体的にきつい割には収益が上がらないので、酒屋に将来を感じることができませんでした」。業態チェンジの理由です。外部環境としては流通革命、規制緩和が波あります。特に、自動車社会への突入で駐車場を持たない鎌倉街道沿いの個人商店は、大きなハンディがあります。 鈴木さんは、素材と製法にこだわっています。「おいしさは原料豆の鮮度と質、焙煎で決まります。当店の低温直火焙煎法は、効率を追わない昔ながらの焙煎法です。原料豆の入った焙煎機の回転ドラムの中に炎を呼びこみ、豆に直接炎を当てて炒り上げています」。代表ブレンドの一つ「北鎌倉の恵み」は北鎌倉をイメージしており、穏やかなバランスと柔らかな酸味が、人気の「大鐘珈琲」は、こくのある旨みが特徴です。MAP 所 〒247-0062 鎌倉市山ノ内748番地 営 10:00~18:00 休 木曜日 電話0467-47-1059 メール shop@belltime-coffee.com URL http://www.belltime-coffee.com/ 主な商品 北鎌倉の恵み 200g 840円 鎌倉五山 200g 1,050円 大鐘珈琲 200g 1,260円 北鎌倉に魅せられて一九九二年十月、現在の場所にオープンしました。全ての商品が手づくりです。天然の糸を独自の方法により丁寧に手で染め、店内にある手織りの機(はた)でコットン、コットンと真心込めて織っています。画一的で無機質な機械織りと違って、同じ商品でも色合いや模様が微妙に変化し、肌触りも温かくて柔らかです。加えてしっとりと落ち着いた品の良さがあります。創り手の佐藤京子さんのセンスが光っています。![]() 「自然をしっかり残し、良いものをきちんと知る人の多い北鎌倉で仕事ができることを幸せに思います。この土地の自然はいろいろなヒントを与えてくれる、そんな気がします。お陰さまで色の範囲が広がりました」。開店十五周年の感謝祭を無事に終えた佐藤さんの率直な感想です。手織教室も開いております。木、金、土(月四回)のコースがあります。時間は午前十時から午後三時半まで。初心者、体験者いずれも歓迎とのことです。 ![]() MAP http://www.e-oriya.com/cgi-bin/ori/sitemaker.cgi?mode=page&page=page5&category=0 所 〒247-0062 鎌倉市山ノ内757 営 10:00~18:00 休 日曜、祭日 電話 0467-23-6884 メール info@e-oriya.com URL http://www.e-oriya.com/ 主な商品 手染め糸(100グラム) 900円~ ショール 4、000円~30、000円 ベスト、ブラウス、スカートなど 18、000円~80、000円 ![]() 北鎌倉では「北鎌倉匠の市」開催時のみの期間限定販売です。観光で北鎌倉を訪れた千葉県の人から「どうしてここで売っているの?」と聞かれます。長島良之助社長と四男の豊さんの御家族とわたしが初めて出会ったのは、二〇〇二年の二月に遡ります。長島ファミリーが、遠路はるばる千葉から「北鎌倉の景観を後世に伝える基金」の定例行事「なだ いなだと北鎌倉周辺をあるく」に参加されたのがきっかけです。この時、 手みやげに手焼き煎餅を持参されました。 とにかく美味しいです。秘密は素材と製法にあります。「田子作煎餅」では、特に吟味した銘柄米と千葉県産の天然醤油を主原料に、昔ながらの製法に独自の工夫を加え炭火の上で一枚一枚焼き上げているのです。縁とは不思議なものです。長島さんはその後、「北鎌倉の恵みシリーズ」として、 体に優しい玄米せんべい(材料入荷時のみ製造)を世に送りだしてくれました。そして、玄米せんべいと主力商品を春と秋の「匠の市」に必ず出品してくれているのです。MAP 所 〒261-0021 千葉市中央区新宿120-5白幡神社際 営 9:00 ~ 19:00 休 第2、3日曜 電話 043-241-4638 メール info@osenbei.co.jp URL http://www.osenbei.co.jp/ 主な商品 「うす焼の味 田子作」一袋(16枚入り)500円 ![]() 「玄米せんべい」 一袋(16枚入り)500円 「ざらめせんべい」一袋(6枚入り)500円 「田朗」一枚 100円 「香り仕事」のドアを開けた瞬間、ラベンダーとユーカリ、それに柑橘類を基調とした甘い香りに優しく包まれます。香りは春、夏、秋、冬、それぞれの季節によって、微妙に変化します。春はレモン、夏は森林浴をイメージしたパインニードル、秋は甘く、もやっとしたローズウッド、風邪の流行る冬は殺菌作用のあるティートリー…。オーナーは香り研究家・嶋本静子さん。植物好きが高じて香りの世界に入ったそうです。「お店に置く以上、商品は、体にも心にもいいものでなければいけないと考えます。それにファッション性と見た目の美しさでしょうか」。オリジナル商品が並んだ店内にしばらくいると、ざらつき乾いた心が潤いを取り戻し、強ばったからだの緊張が自然にほぐれてきます。嶋本さんによればユーカリは花粉症や喘息に効き、ラベンダーは人の心を和ませ、優しくさせるとか。「香り仕事」は、まさに心と体の「解放区」です。 ![]() ![]() MAP 所 〒247-0062 鎌倉市山ノ内1434 営 10:45~17:30 休 月・火曜日(5・6・11月は無休) 電話0467-22-6478 メール URL 主な商品 オリジナルコロン 850円~2、250円 香りなんこう 550円~1、350円 練り香 1個200円 2個箱入り550円 ![]()
店主は4代目、 「北鎌倉ききがき」がルーツを紹介 小沢酒店は、北鎌倉の老舗の酒屋さんである。店主の諸澤 洵(もろさわ じゅん)さんは4代目とか。地ビール「北鎌倉の恵み」をお店に置いてくれているだけでなく、店主の手作りのHPでも広報していただいている。手作りのHPは、尾酒屋さんならではの、足で稼いだ北鎌倉の生情報を満載している。「電子瓦版」の役割を果たしており、アクセス数も多い。![]() 先日立ち寄ったら、店主のお父さんと小学校の同級生が、カウンターで、ワンカップをぐいっとやっていた。「昔は良かったな。店の中に味噌樽があってさ。その味噌を酒の肴にして、よく飲んだもんだ」。立ち飲みコーナーを店内に設置していたわけではない。近所の人たちの「サロン」のような役割を果たしていたのだ。規制緩和、流通革命に呑み込まれ、小規模な酒屋さんの経営は苦しい。日本各地で、廃業が相次いでいる。経営環境は極めて厳しいが、小沢酒店にはこれからも、頑張ってほしい。生き残るヒントは、店主のお父さんの小学校の同級生の存在。地域密着を最大限に生かし、地元の人たちに交流の場を提供することだ。それと北鎌倉から鎌倉へ向かう観光客の流れを取り込むこと。 ![]() ![]() 【小沢酒店】 ■場 所 JR北鎌倉駅から鎌倉方面徒歩3分。東慶寺と浄智寺のちょうど間 ■ 営 業 時 間 10:00~17:00 ■ 定 休 日 毎週月曜日 月曜日が祝祭日の場合は火曜日 ■ 駐 車 場 なし ■ 電 話 0467-22-0096 ![]() 「北鎌倉ききがき」に小沢酒店の歴史が記載されている。覗いてみよう。北鎌倉のかつての街並みも登場している。非常に、興味深い。 小沢屋の祖先 今の小沢屋酒店は、数代前―江戸中~晩期カ―までは、東慶寺参詣者のための旅籠兼料理屋にして、柏屋(?)とか称せり。その本家は、藤沢と大船のあひだにありしが、其の処より船にて渡り来たれり、と云ふ。つまり、当時は大船の盆地は沼沢池にてありし、というわけなり。(栗田電気店主) はやりがみ半僧房 明治の終わりよい大正の初めにかけてのころ、半僧房の流行神たりしことあり。毎月十七日の縁日には、建長寺門前より、今の小沢酒店のあたり(東慶寺ならび)まで、屋台ずらずら出でて、その繁盛云はむかたなし。当時、小沢屋酒店は既にありたれども、この流行神のお陰にて、今の身代をつくりしと云へり。 半僧房は、石*(*は土の右に皆)を広く築きて坊道を整へてより、漸次おとろへ、今に至るや祭あれども人不知ほどなり。当時、節分の追儺の豆撒は殷賑を極めりと。(栗田電気店主) < 前のページ次のページ >
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