北鎌倉・洞門山の保全求める署名６０００人突破

（北鎌倉）洞門山ニュース・１発刊！（2008.11.9）
12月1日に提出、目標の1万人は完全に射程内
地域住民、ＰＴＡ、観光客が異例の大連合



　北鎌倉・洞門山を守る会（代表　坂田庄次、会員数４８人＝１１月３日現在）は１１月１６日、山ノ内公会堂で３回目の会議を開いた。会議には３３人の会員が参加した。席上、事務局から１２月鎌倉市議会に「北鎌倉（「洞門山」）の景観保全についての陳情書」を提出するために、１０月中旬からスタートさせた署名活動の結果、同日現在、６００４人の署名が集まっているとの報告があった。
＊本件に関する問合せ先：斉藤0467-22-4693

　また、坂田代表は梶原自治会と大船高校ＰＴＡに署名活動への協力要請を行い、了承を得られたと報告。さらに小坂小学校父母会に、署名活動への協力要請を行う予定であることを明らかにした。会議ではわたしが住んでいる高野台自治会への協力要請があった。この要請を受け、翌日の１７日、わたしは高野台自治会に＊文書で協力要請をした。高野台自治会は協力することを即決し、緊急連絡網で署名簿を自治会メンバーに回してくれている。

　洞門山保全運動は、山ノ内地区の住民を核に周辺の梶原、高野台地区住民、北鎌倉幼稚園・小坂小学校・大船高校の各父母会、ＰＴＡ、観光客までが大連合を組むという異例の展開となり「１万人の署名」という目標達成は完全に視野に入った。陳情書は署名を添えて１２月１日午前、洞門山を守る会のメンバーが集団で鎌倉市議会に提出する。坂田代表は「できるだけ多くのメンバーに集まってほしい」と参加を呼びかけている。


■洞門山保全をめぐるこれまでの経過
11.01　匠の市・匠展会場、北鎌倉駅裏で約10名が署名活動。
11.02　匠の市・匠展会場、北鎌倉駅裏で約10名が署名活動。
11.03　洞門山を守る会第2回、鎌倉市長宛「要望書」(市川氏案)検討、ほか。
11.06　石渡市長、金沢副市長と面談。当方総勢15名。市長に要望書『（仮称）鎌倉市山ノ内計画について考慮していただきたきこと』渡す。金沢副市長とも会談。市は当該地を全面保全意向との言あり。但し、現在、買収の金額については交渉中であり、明言できない。
11.06　メディアセンターにて記者会見。毎日ほか2社が取材。
11.09　洞門山ニュース35箇所に掲出。梶原自治会に署名活動への協力要請。
11.10　大船高校ＰＴＡに署名活動協力要請。
11.14　「タウンニュース・11月14日号」に洞門山を守る会の活動記事が掲載される。
11.15　北鎌倉駅頭（裏）において約8名が署名活動。
11.17　高野台自治会に署名活動への協力要請。
11.18　小坂小学校父母会に署名活動への協力要請。

＊高野台自治会長殿
２００８年１１月１７日
Ｄ班　野口　稔
署名活動への協力のお願い

　突然のお願いで恐縮の至りです。昨夜（１１月１６日）山ノ内公会堂で開催されました、北鎌倉・洞門山を守る会（代表・坂田庄次）の会議で、高野台自治会へ１２月鎌倉市議会に提出する「北鎌倉（「洞門山」）の景観保全についての陳情」への協力要請を依頼されました。協力のお願いの具体的な内容は陳情に添える自治会の皆様の署名です。回覧板で通知していただければありがたいです。

　北鎌倉・洞門山を守る会は、宅地開発計画が具体化している洞門山の保全を目的に発足した市民組織です。山ノ内町内会、及び周辺住民の皆さんで構成されています。宅地開発が始まると通学路（大船高校、小坂小学校、北鎌倉幼稚園）にダンプカーが行き交うことになり、子どもたちの生命が危険に晒されます。

　北鎌倉・洞門山を守る会は既に、梶原自治会、大船高校ＰＴＡに対し、署名活動への協力要請をしております。１１月１８日には小坂小学校父母会に出向き署名への協力をお願いする予定です。

　署名数は１万人を目標にしていますが、１１月１６日現在、６００４人の方から署名をいただきました。１２月１日に鎌倉市議会に「北鎌倉（「洞門山」）の景観保全についての陳情」と署名簿を提出します。なお、署名簿の整理のために締切日と設定しております。もし、ご協力いただける場合は１１月２４日までとりまとめをお願いいたします。２５日の午前中に署名簿をいただきにお伺いいたします。よろしくご検討のほどをお願いいたします。