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大船マンション質疑、「広報かまくら」(2月1日号)に未掲載 生活道路の原状回復予算、09年度当初予算案に全額計上 「地元と話し合いがついていないのは遺憾」(石渡鎌倉市長) 「『遺憾』なのは、地元住民」(星野市民会議代表世話人) ![]() ![]() この報道に対し、大船観音前マンション問題にとりくむ市民会議の星野芳久・代表世話人は「『階段状市道(市道053-101号線)』の復旧が実現しないまま、予算として足かけ4年となろうとしていることの報道です。市長は『地元住民との話し合いがつかず、遺憾』と表明しているようですが、『遺憾』なのは、当方(地元住民や『市民会議』)です。『事業者の協力を得なければ復旧はできない』とする市長に対して、当方は『事業者の協力がなくとも実現できる工法』を提示しているのに、それをまともに検討しようともしていません。市議会側からも、中をとって、『第三者の専門機関を活用したら』と提言しているのに、それにも応じようとしていません。地域住民の生活障害は極限まできており、一日も早い解決が必要です。皆さまのご理解とご支援を、お願い申し上げます」とコメントした。 「遺憾」の使い方に興味 石渡市長の発言=「(地元住民側と)話し合いがついていないのは遺憾である=と、星野芳久・代表世話人中のコメント=「遺憾」なのは、当方(地元住民や『市民会議』)です=の両方に登場する「遺憾」の使い方に興味を持った。そこで、「遺憾」の意味を辞書とネットで調べてみた。 広辞苑(岩波書店 新村出編 第2版)は「のこりおしいこと。残念。気の毒」と遺憾の意味を簡単に触れている。今回は「残念」の意味に解していいだろう。 ネット検索してみたら「正しい日本語を守る会」(http://www.tackns.net/word/word_ikan.html)は「単なる『残念』とか『気の毒』とかいった感想を表す言葉である。従って、危害を加えた本人が『遺憾だ』というのでは、まるで他人事(ひとごと)のようで、おかしいのである。いや、むしろ他人事を装って、暗に『私の責任じゃないよ』ということを表す言葉だと言ってもいい。だから、当の本人に『遺憾だ』と言われたら怒らなくてはならない」と説明している。 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』は「一般的には、『思い通りに事が運ばなくて残念だ』という意味で、期待したようにならずに、心残りに思うこと。残念に思うこと。英語では、regret、shame、indifferentなどの表現で表される。外交における『〜は遺憾である』という声明は『〜は為されるべきではなかった』という見解の表明として使われている。自らの行為に対しての言及であれば非を認めたこととなり、相手の行為に対する言及であれば非難となり、第三者の行為に対する言及であれば旗幟の表明となる。(中略)特に政治関係において都合よく多用される表現であるが、本来の意味で解釈すれば、かえって相手に不快感を与えるものであるため、注意が必要である」 危害を加えた張本人なのにまるで他人事 ![]() この市長回答をじっくり読むと、道生活路の回復が遅れているのは、石渡市長の考え方に従わない近隣住民のせいだと言っているようにも受け取れる。もしそうならば、「相手の行為に対する言及であれば非難」(ウィキペディア)ということになり、近隣住民を非難していることになる。非難される筋合のない近隣住民にとっては、石渡市長発言は極めて腹立たしいものだと推測される。 さらに「正しい日本語を守る会」の見解に従えば「他人事を装って、暗に『私の責任じゃないよ』ということを表す言葉」として、石渡市長は「遺憾」を使っているようにも考えられる。しかし、「原状回復予算2千万円が現在も執行できず、予算として足かけ4年度にまたがる異例の事態」(朝日新聞)を招き、近隣住民の生活を脅かしている。 2008年10月の「市長と語ろう~まちかどトーク」(http://kitakamayu.exblog.jp/9977662)の場でわたしは「なぜ、神奈川県開発審査会から違法裁決(2回目にわたる鎌倉市の許可取り消し裁決)を受けたのか、石渡市長にその理由を聞きたい」と質問した。石渡市長の答えは「分りません」だった。自ら開発許可の判を押し、それが神奈川県に否定され、そして今、業者と神奈川県を相手に訴訟していることを考えると、この回答では問題解決の意欲なり、意思を疑われと指摘されても仕方がないだろう。 ![]() こうした事実関係を踏まえると、星野芳久・代表世話人の「『遺憾』なのは、当方(地元住民や『市民会議』)です」とのコメントが、わたしにはしっくりくる。日本語の乱れは、政治の乱れにも通じるということか。嘆かわしい世の中になったものだ。 *大船観音前マンション建設問題の質疑、市民相談課のHPに追加 昨年10月開催された「市長と語ろう~まちかどトーク」で、大船観音前マンション建設問題についての要望が、複数の出席者から集中したのにもかかわらず「広報かまくら」(2月1日号)に掲載されなかった。その理由を市民相談課(0467-23-3000内線2505)に問い質した。その結果、市民相談課は、同課のホームページに大船観音前マンション建設問題に対する『市の考え・対応』の掲載を検討したい」と回答した。2月13日、同課のホームページに以下の記載があった。 岡本マンションに関する主な意見と考え方(http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/info/matikado3.htm) 住民 道路の工事はいつ始まるのか。早く、仮設の道路でなく元の道路にしてほしい。 市長 道路の回復にあたっては、近隣住民の方等のご意見を踏まえて回復したい。しかし、ご意見が纏まらないという状況で今日に至っている。恒久的な道路にしたい という考えの基に提示しているが、まだ隣近所の皆さんのご理解がえられていない。近隣住民の合意のもとに一刻も早く回復したいと考えている。 住民 このマンションに関して、取りやめるとか、市道を壊して開口部を作ることについて、市長の裁量権があるのかと、聞いたら「裁量権はない」と、マンションの着工をすすめることについて、それを止めることは違法になるのかと聞いたら、「ストップすることは法に反する」と、答えた。今現在、情勢が変わっていろんな事が出てきているが、その件についてどのように考えているのか。 市長 裁量権については、変わっていない。県の審査会では私が許可したので違法であるということである。手続きを進める中での裁量権は、私にはないと考えている。 住民 去年の4月以来、何回か市長さんと話し合いたいと要望しているが実現しない。担当職員と話しをしても全く解決のめどがつかない。首長の判断が必要です。素直に話し合いに応じてほしい。 市長 職員からの報告は常に受けている。色々と細かな話があるものとの推測の中で、節目には当然、私もお話をしなければいけないものと思っていたが、職員でなく、私でないと話が進まないとのことであれば直接、お話をきかせていただくこともやぶさかでない。 住民 業者が横浜地裁に対しておこした訴訟に対して、鎌倉市が補助参加していることが理解できない。 市長 今回参加したのはこれまでの審査会における主張を考え方として提出したほうが良いとの顧問弁護士との打合せのなかで結論としてださせていただいたものである。このことをもって、損害賠償を市が受けるということになれば、市から最終的には原因が私にあれば私に来るが、一義的には市に賠償責任を求めるということであり、市の立場を守るためにも補助参加したほうが良いとの顧問弁護士の助言・考え方から行ったものである。 大船マンション質疑、「広報かまくら」(2月1日号)に未掲載 まちかどトーク報告詳細版(HP)には市の考え方・対応見当たらず (http://kitakamayu.exblog.jp/i31/)
by kitakamayunet
| 2009-02-14 10:31
| 大船観音前マンション建設
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タイトル : 外部委員会が「最終的な判断は、市に委ねる」に疑問符
足かけ4年度にまたがる異例の事態:大船観音前マンション 大船観音前マンション建設で市民会議が意見書と要望書提出 「大船観音前マンション問題にとりくむ市民会議」の代表世話人の星野芳久さんから大船観音前マンション問題で「『外部委員会』も『百条委員会』も、極めて特例的な存在です。それらが設置されたのは、本件がすこぶる重要な社会的問題であり、市役所、市議会挙げてその原因解明と再発防止を図ることの必要性があるからです。にも拘らず、今のままではいずれも中途半端なものとして終わりそうです」とのメールが入った。...... more ![]()
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