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7・11銚子雑学塾講義の参加者は100人突破、過去最高 早場米、その名は「ふさおとめ」 東大社に残る「総国」の原風景 ![]() 8月28日から29日にかけて、わたしの故郷(千葉県香取郡東庄町)の氏神様・東大社の最大の行事である神幸祭(来年4月開催)の記録出版に向けた事前取材のために帰省した。今回の最大の目的は、黄金色に染まった故郷の田園風景の写真を撮ることだ。来年の神幸祭の写真を担当することになっている、わたしの次男が同行した。 ![]() 故郷は早場米の産地である。旧暦のお盆が過ぎると稲刈りが始まる。事前に姉にお願いして、実家の水田の稲刈りを、28日に設定してもらっていた。実家の稲刈りを見るのは、高校卒業し故郷を離れてからは、初めてである。記憶には稲刈り鎌を使った手作業での稲刈りの光景しかない。現在は稲刈りから脱穀、籾の乾燥までを、大型の稲刈り機を所有している他の農家に依頼している。稲刈り鎌で稲を刈るのは、稲刈り機が対応出来ない水田の端っこの部分だけである。 ![]() ![]() ![]() ![]() ほどなくして午後1時ごろから、2台の稲刈り機での稲刈りが始まった。とにかく速い。約1000平方メールの水田の稲を午後3時には、すべて刈り取ってしまった。凄い省力化である。が、味気ない気がしたのも事実だ。 20年に一度、1千年の歴史を持つ神幸祭のハイライトの一つが、銚子市の山口宮三郎家での水引絹(腰巻き)の交換の神事である。東大社の森が育んだ湧水をいただいて水田耕作をしている氏子の農家が、東大社への感謝の気持ちを込めて、水引絹を奉納する。今回の事前取材は、この神事の意味を明確化する意味があった。 「浪切旗を先頭に、外川の海中に渡御、続いて浜辺の広場で、厳粛盛大な祭祀が斎行され、裃姿の宮三郎以下山口一門が神輿に海水を濯ぐ儀がある。終って神輿は旧跡を経て、山口宮三郎(一般にミヤサブという)宅に渡御される。先ず海水に濡れた水引絹を徹して、同家より献る新しいのに替え、祭典が執行われる。水引絹は、本社鎮座地八尾山から涌き出でて北方に流れる水を引いて水田を耕す、今郡、谷津、羽計及び鹿野戸の四部落と、同じく東に流れる水によって耕作する、諸持、今泉、宮原及び桜井の四部落から、神輿に巻くために献る絹で、桜井神幸の時は北側東側交互に奉納する」(「東庄町史研究第2号」) ![]() 総国の由来は「麻を植えたところ良く育ったので、麻の別名・『ふさ』=手偏(てへん)に求、その地を『ふさの国』と名付けたとされており、この文字は『盛る』という意味がある一方、房となって実った果実を意味する。何れにしろ『ふさのくに』は、豊かで実り多い土地を示す国名だったと思われる」(千葉県教育委員会)。東大社の北側の森には、今も「ふさ」の木が青々と育っている。
by kitakamayunet
| 2009-09-02 10:21
| 式年東大社銚子御神幸祭
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