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30年ぶりの交代、潔くて清々しい足立前管長の引き際 ![]()
![]() 【鎌倉朝日への投稿記事は下記の通り】 北鎌倉の円覚寺で4月6日、足立大進前管長と横田南嶺新管長の「退山式・入寺式」(交代式)が行われた。管長の交代は30年ぶり。円覚寺の歴史の中で、存命中の管長が交代するのは、極めて異例。交代式には円覚寺全末寺の住職ら約130人が参加した。 午前11時からスタートした交代式は、洪鐘の鳴り響く中、最初に足立前管長が方丈から下山し、会場の仏殿に入った。山門で待機し、前管長の入場を見届けた横田新管長が続いた。足立前管長の退山偈(げ、漢詩の形体をとった法語)、横田新管長の入寺偈に続き、大悲呪(だいひしゅ)や開山祖師回向(えこう)などのお経が、参加者全員で唱えられ、仏殿は荘厳な雰囲気に包まれた。 交代式は約30分間で終了した。ウイークデーだったが、好天に恵まれたため、多数の観光客が、サクラが満開の円覚寺を訪れていた。観光客は「30年ぶりなんですか?」と一様に感激した表情で、めったに立ち会うことのできない交代式の様子を写真に収めていた。 横田新管長は1964年11月、和歌山県新宮市生まれ。45歳。1987年筑波大学卒。1991年から円覚寺僧堂で修行、足立前管長に師事した。1999年円覚寺僧堂師家(修行僧を指導する力量を具えた禅匠)に就任。2010年4月1日、 臨済宗円覚寺派管長に就任した。 仏教、特に禅宗の世界では「以心伝心(いしんでんしん)、不立文字(ふりゅうもんじ)」という言葉を大切にしている。二つの言葉は、真理は文字や言葉を超えており、師から弟子に以心伝心で伝えられるという意味だ。横田新管長は34歳の若さで円覚寺僧堂師家に就任した時点で、足立前管長の後継者と目されてきた。今回の存命中の管長の交代は、足立前管長の横田新管長に対する絶大なる信頼の表れといっていい。 仏教界に限らず、どのような組織でも、優秀なリーダーの引き際は難しい。おめがねに適った後継者を得た足立前管長の引き際は、潔くて清々しいものがある。 日本の代表的な禅の宗派・臨済宗円覚寺派の大本山の円覚寺は、1282年、深く禅宗に帰依していた鎌倉幕府執権の北条時宗が、禅の普及と蒙古襲来による殉死者を弔うため、中国から無学祖元禅師を招いて創建した。鎌倉五山第2位の名刹、円覚寺の輝かしい伝統の継承と、さらなる発展は横田新管長の双肩にかかっている。交代式の2日後の4月8日は灌頂会(かんじょうえ)、仏教の開祖のお釈迦様の誕生日だ。円覚寺の境内の満開のサクラはまるで、新管長の誕生を祝福しているかのようだった。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
by kitakamayunet
| 2010-05-16 19:28
| 講演・寄稿・メディア
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