横田円覚寺新管長が神輿を出迎え：10年八雲神社例大祭

山ノ内八雲神社例大祭最大のハイライトの神輿渡御は１８日

　ジリジリと暑い夏の日差しが照り付ける中、２０１０年の山ノ内八雲神社例大祭は７月１８日、神輿渡御で最大のハイライトを迎えた。「例大祭の渡御の間は決まって晴れる。この例大祭が終われば、梅雨明け、湘南の夏の到来となる」（「ガイドブックに載らない北鎌倉の神々」より）ということだが、“晴れ伝説”は今年も健在だった。

　気象庁は１７日、九州北部や四国、中国、近畿、東海、関東甲信、北陸の各地方が梅雨明けしたとみられると発表した。 四国は平年並みだが、九州北部は平年より１日、近畿は２日、中国、東海、関東甲信は３日、北陸は５日それぞれ早かった。

　ことしの例大祭で最も注目したのは４月に円覚寺官長に就任した横田南嶺新管長が初めて神輿を出迎えるシーンだ。神輿は予定時間より２０分以上遅れて、円覚寺の参道に到着した。



　天王屋敷の広場では、八雲神社の神輿（男神輿）と山崎の北野神社の神輿（女神輿）が結婚の神事（行合祭と言われる奇祭）を行い、山崎の神輿には晒し（御懐妊の腹帯）が巻かれた。




　中日神事の１４日、山ノ内八雲神社例大祭の事務所に寄付金（５千円）を届けた。



１７日の宵宮祭（円覚寺駐車場）ハイライト









建長寺（１８日）

円応寺（１８日）

大六天（１８日）


浄智寺（１８日）

【山ノ内八雲神社例大祭日程】
7/11　 8：00　 宮出し
7/14　19:30 中日神事（お仮屋）
7/17 14:00 宵宮祭（円覚寺駐車場）
　　　　 17:30 宵宮神事（お仮屋）
　　　　 18:00 夜祭り
7/18 12:00 例大祭大神輿渡御