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湧水ネットワーク、六国見山の手入れ推進を総会決定12・5 最初のフィールドは北鎌倉の六国見山森林公園 北鎌倉湧水ネットワークは2011年1月22日から、鎌倉の里山を再生し、人と自然が交流できる明るく美しい里山として次世代に継承するための「鎌倉の美しい里山継承プロジェクト」を本格的にスタートさせる。 このプロジェクトの最初のフィールドは北鎌倉の六国見山森林公園。第一段階として六国見山森林公園沿いにあり、冬季の日照不足の解消を鎌倉市に要望してきた高野台自治会4班有志(11世帯)に関係するエリアの①下刈り②除伐③立ち枯れた木の処理-作業を行う。 作業は北鎌倉湧水ネットワーク・里山インストラクターの指導で、北鎌倉湧水ネットワーク会員及びサポーター、高野台自治会4班有志が協働で実施する。12月20日に北鎌倉湧水ネットワークと里山インストラクターが、来年1月からの作業手順を決めるために現地調査と準備作業を行う。 作業開始に当たっては、2010年12月5日に開催した北鎌倉湧水ネットワークの総会決定を受けて、プロジェクトの内容を詰め、鎌倉市、鎌倉市公園協会に内容を説明、12月16日までに了解を得た。 北鎌倉湧水ネットワーク新規重点事業 (2010・12・5総会決定) 事業名:鎌倉の美しい里山継承プロジェクト 鎌倉の里山の荒廃(土地の言葉でボサッコ)が進んでいる。元々鎌倉の里山は、こまめな下刈りや約20年に一度行う伐採など、人の手が入ることで維持されてきた。しかし、昭和30年代以降の燃料革命(木炭から石油、ガス、電気へのシフト)や、農業革命(有機肥料から化学肥料へのシフト)で、里山は薪炭や有機肥料の供給源としての役割を喪失し、適切な下刈りや周期的な伐採が行われなくなってしまった。 これに加えて、古都における歴史的風土を宅地開発の波から保存することを目的に制定された*古都保存法の施行以降、同法への誤解から生じた木を切ることに対するアレルギーが浸透し、鎌倉の里山の荒廃に拍車をかけた。現状のまま、鎌倉の里山の荒廃を進行させれば、植生の変化によって多様な生態系が失われてしまうだけでなく、貴重な里山の文化も消滅してしまう。さらには土砂崩れや土石流の発生などが予測される。鎌倉の多くの里山は、急傾斜地が多いうえに、岩盤に堆積した1メートルほどの極めて薄い土砂に樹木が生えているため、樹木を保持する力が弱い。 北鎌倉湧水ネットワークは、2010年12月5日に総会を開き、今後の新規重点事業として、鎌倉の里山を再生し、人と自然が交流できる明るく美しい里山として次世代に継承するための「鎌倉の美しい里山継承プロジェクト」に取り組むことを決定した。 夲プロジェクトの最初の対象地は北鎌倉・六国見山とし、作業は、2011年1月から、森林や林業に関する知識が豊富で、里山再生の技術を持った「北鎌倉湧水ネットワーク・里山インストラクター」の指導の下、原則、毎月第3土曜日の午前中(9時~12時)に実施する。雑草の成長が早い夏場などは必要に応じて適宜、作業回数を増やす。 ◇北鎌倉湧水ネットワーク・里山インストラクター(アイウエオ順) 岡 進(NPO法人・自然塾丹沢ドン会理事) 鹿住貴之(NPO法人・JUON(樹恩) NETWORK 理事・事務局長) 川上克巳(台峯の『生き字引』) 坂齋 明(神奈川県森林インストラクター) *古都保存法 「古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法」(昭和41年法律第1号)の略称。2010年(平成22)現在、奈良市、京都市、鎌倉市、逗子(ずし)市、大津市、天理市、橿原(かしはら)市、桜井市、斑鳩(いかるが)町、明日香(あすか)村を古都として指定し、「わが国往時の政治、文化の中心等として歴史上重要な地位を有する」これらの都市の歴史的風土を保存するため、土地利用規制や施設整備を図ることを目的としている。土地利用規制の手法としては、歴史的風土保存区域と歴史的風土特別保存地区の指定がある。国土交通大臣は歴史的風土保存区域を指定し、歴史的風土保存計画を決定する。この区域内では建物の新改築などが届出制とされている。また、国土交通大臣は、この区域内の枢要部分について歴史的風土特別保存地区を定めることができ、この地区では建物の新改築などは原則として許可制とされ、許可を受けられない者には損失補償や土地の買入れがなされる。この法律の特別法として、1980年(昭和55)に制定された「明日香村における歴史的風土の保存及び生活環境の整備等に関する特別措置法」(明日香保存特別措置法)がある。 [ 日本大百科全書(小学館) ] ◇経緯 松尾 崇鎌倉市長殿 六国見山の杉林の間伐と山の手入れについての確認と提案 2010年12月10日 北鎌倉湧水ネットワーク代表 野口 稔(高野台自治会副会長) 【確認】 高野台自治会4班有志11世帯が要望している、六国見山の杉林の間伐と山の手入れの、今冬の具体的な計画はどうなっていますか。平成22年3月18日~19日にかけて管理作業をしていただきましたが、日照に関してはほとんど効果が出ておりません。 平成22年3月30日、鎌倉市景観部公園海浜課の職員2名と(財)鎌倉市公園協会業務課の担当者1名が、高野台の自宅に来られて①杉林の間伐と山の手入れの継続的な実施②巨大化し道路を覆うようになったヤマモモの木やハゼの木の剪定-などを約束してくれました。(詳細は添付資料「六国見山の杉林の間伐と山の手入れについての経緯と現状」に) *この件に関しては、高野台自治会の役員会に適宜報告し、理解をいただいております。 【提案】 北鎌倉湧水ネットワークが窓口になった、住民のボランティアによる六国見山の杉林の間伐と山の手入れを実施したいと考えております。北鎌倉湧水ネットワークは鎌倉の美しい里山を保全し、後世に残したいと願っております。ご許可の程、よろしくお願い致します。参加メンバーは、北鎌倉湧水ネットワークの会員と協力者(里山の手入れを既に行いスキルを蓄積したNPO関係者が中心)、高野台自治会の会員有志を想定しています。第一段階の対象は、高野台自治会4班有志11世帯が要望しているエリアに限定します。高野台自治会5班には、4班有志と同じような希望を持っている会員がおります。4班有志のように意見がまとまれば、5班のエリアも対象にしたいと思います。 なお、杉の木の間伐をした跡には、六国見山の保水力を維持するため、落葉広葉樹の植林をお願いしたいと思います。 北鎌倉湧水ネットワーク・高野台自治会4班有志の皆様 六国見山の手入れについての公園協会との協議結果 2010年12月16日 北鎌倉湧水ネットワーク代表 野口 稔(高野台自治会副会長) 作業開始は2010年の1月22日から 内容は下刈り、除伐、立ち枯れた木の処理 12月16日午前10時、財団法人・鎌倉市公園協会業務課を訪問し、六国見山の手入れについて協議してきました。応対したのは野崎尚樹主任管理人、岸靖之業務課員のお二人でした。鎌倉市は12月10日、(1)六国見山の杉林の間伐と山の手入れの継続的な実施(2)巨大化し道路を覆うようになったヤマモモの木やハゼの木の剪定-は間違いなく実施すると回答しました。 まず、この2点について実行部隊である鎌倉市公園協会の具体的な方針を聞きました。それについての回答は下記の通りです。 (1)については今年度も実施する。来年の1月ごろ調査し、2~3月に実施する。ただし、予算などの制約があり、全部一斉にはできない。 (2)ヤマモモの木に関しては剪定ではなく、伐採も含めて検討、実施する。(12月16日午後2時すぎに、岸靖之業務課員がこの作業に向けた調査に来ました) 12月10日、鎌倉市から、私が代表をしている市民団体・北鎌倉湧水ネットワークが窓口になった、住民のボランティアによる六国見山の手入れの実施許可をもらいました。実施許可は(1)インストラクターの指導で作業を実施する(2)ボランティア保険に入る(3)作業計画を立てる(4)鎌倉市と鎌倉市公園協会と相談しながら作業を進める―の四つの条件付でした。 四つの条件をクリアするために以下の対応を済ませました。 (1)北鎌倉湧水ネットワーク・里山インストラクターには、下記の4名の方に就任していただきました。作業リーダーは川上克巳さんにお願いし、了承を得ました。 岡 進(NPO法人・自然塾丹沢ドン会理事) 鹿住貴之(NPO法人・JUON(樹恩) NETWORK 理事・事務局長) 川上克巳(台峯の『生き字引』) 坂齋 明(神奈川県森林インストラクター) (2)12月14日、北鎌倉湧水ネットワークの名義で、社会福祉協議会の二通りのボランティア保険に入りました。野口と北鎌倉湧水ネットワーク・里山インストラクターは、活動日がフリーの活動保険、定例日の参加者は行事保険の方です。 保険料の合計は3500円で、北鎌倉湧水ネットワークの会計から支出してあります。単年度契約ですので、契約有効期間は、2011年3月31日までです。来年4月以降の保険の加入については、鎌倉市が森林ボランティア保険に入ってくれるとのことですが、まだはっきりしません。4班有志の参加者からいただく保険料負担については、鎌倉市の対応が明確になった時点で、ご相談したいと思います。 自由意思で主体的に参加する活動となります。活動に伴うケガや事故はあくまでも参加者自身の責任ですが、窓口となる北鎌倉湧水ネットワークとしては万一に備え、ボランティア保険に入りました。 (3)作業スケジュールは、別紙の「鎌倉の美しい里山プロジェクト」を参照してください。12月20日に野口と北鎌倉湧水ネットワーク・里山インストラクターが、作業エリア(4班有志11世帯関係地区)を調査し、作業の段取りを決めたいと思います。 (4)12月16日の鎌倉市公園協会との協議の結果、当面の作業は①下刈り②除伐③立ち枯れた木の処理―からスタートさせます。杉林の間伐は鎌倉市にお願いします。また、この日の鎌倉市公園協会との協議では、鎌倉の里山のあるべき姿について、北鎌倉湧水ネットワーク、鎌倉市、鎌倉市公園協会の3者が調査、検討していくことで合意しました。本日の協議の結果を鎌倉市に報告し、鎌倉市が合意すれば、具体的に話を進めていきたいと思います。 鎌倉市と約束した4条件はクリアしましたので、来年の1月22日から作業をスタートします。ご協力のほど、よろしくお願いいたします。 【六国見山の杉林の間伐と山の手入れについての確認と提案への添付写真】 日照に関してはほとんど効果がなかった管理作業(写真撮影日:10年12月4日) 撮影時間10:20 日の当たらない4班有志のエリア 既に日がさんさんと当たっている隣接エリア 杉の木が陽光をブロック 撮影時間12:20 引き続き日の当たらない4班有志のエリア 日がさんさんと当たっている隣接エリア 依然として杉の木が陽光をブロック
by kitakamayunet
| 2010-12-18 19:53
| 鎌倉の美しい里山継承PJ
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from 北鎌倉湧水ネットワーク
at 2010-12-21 12:16
タイトル : 11・1・22から開始の里山継承プロジェクト推進計画決定
鎌倉の美しい里山継承プロジェクトを11・1・22からスタート 5班有志、3班も六国見山の手入れに参加 北鎌倉湧水ネットワークは12月20日、「鎌倉の美しい里山継承プロジェクト」(1stフィールド・六国見山森林公園)の来年1月22日からのスタートに向け、作業計画を作成するため、里山インストラクターと一緒に事前調査と準備作業を実施した。 作業開始地点として定めた杉林(4班有志と5班の境界線付近)に足を踏み入れて、あらためて感じたことは、想像以上に山が荒れ放題になっていることだ。間伐がなされ...... more
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from 北鎌倉湧水ネットワーク
at 2011-02-12 12:21
タイトル : 六国見山(高野台)はまるで雪国、凍結が心配だ!(2・12)
鎌倉の美しい里山継承プロジェクトを11・1・22からスタート 2月11日の夜に開催された児島百代さんの新著「ももは歌い、詩(うた)う―私の心の軌跡―」の出版記念会が終わりに差し掛かったとき、妻から「高野台は雪国ですよ。滑らないように気をつけて帰ってきてください」というメールがあった。わたしの自宅は高野台の住宅地でも一番高度のある地域にある。多分、海抜100メートルくらいあるのではないか。だから、平地では大した降雪量でなくても、自宅付近はかなりの雪が積もる。 酒も入っているし、雪がやまな...... more
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from 北鎌倉湧水ネットワーク
at 2011-11-04 08:18
タイトル : NPO支援かまくらファンド「みどりの特別ファンド」を受賞!
鎌倉の美しい里山継承プロジェクトを11・1・22からスタート かまくら緑のレンジャーから六国見山森林公園の手入れで連携の申し出 北鎌倉湧水ネットワークは11月3日、鎌倉市市民活動センター運営会議が「まちづくりのために《汗する市民》へ資金提供」を目的に創設した2011年度NPO支援かまくらファンド「みどりの特別ファンド」を受賞した。「みどりの特別ファンド」は大船観音寺から20万円の寄付を受けた鎌倉市市民活動センター運営会議が、NPO支援かまくらファンドとは別個に緑地保全活動をしている鎌倉市内の市民...... more
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from 北鎌倉湧水ネットワーク
at 2012-12-13 05:34
タイトル : 鎌倉の美しい里山継承プロジェクト開始から間もなく丸2年
鎌倉の美しい里山継承プロジェクトを11・1・22からスタート ◇現在 ◇2年前 鎌倉の美しい里山継承プロジェクト開始から間もなく丸2年を迎える。いろいろな成果があったが、今回は日照の回復という点に絞って2年前(写真撮影日:2010年12月4日 撮影時間10:20 )と現在(写真撮影日:2012年12月12日 撮影時間10:20)を写真で比較してみたい。ほぼ同じ角度から撮っているが、手入れの結果、森に日差しが入り、徐々に日照が回復していることが分かる。この結果は今後の手入れの大きな励み...... more
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from 北鎌倉湧水ネットワーク
at 2013-12-14 10:23
タイトル : 来年3月、六国見山の手入れの記録・里山ってなんだ!出版
鎌倉の美しい里山継承プロジェクトを11・1・22からスタート 六国見山のシンボルツリー・夫婦桜 北鎌倉湧水ネットワークは来年3月2日、鎌倉の美しい里山継承プロジェクト3年間の足跡をまとめたブックレット「里山ってなんだ! 『やま』の手入れはなぜ必要なの?」(企画・編集 北鎌倉湧水ネットワーク発行 夢工房 定価・500円)を出版する。出版に向けて12月13日、夢工房の片桐務代表に原稿と写真を手渡すと共に、内容についての打ち合わせを行った。来年4月20日に「団塊サミットスペシャルin建長寺―あれか...... more
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