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里山ってなんだ!第14回六国見山に秋の山野草蘇る! ![]() ![]() ![]() 【ヤシャブシ】 (ゑれきてるHP「シリーズ自然を読む 樹木の個性を知る 、生活を知るより転載) <名前は果実から> ヤシャブシは夜叉五倍子と書く。夜叉は、醜い夜叉のような果穂の表面の様子からきている。五倍子(フシ)は、ヌルデの幹や枝葉にアブラムシの一種が産みつけた卵によってできる虫コブのことである。五倍子はタンニンを含み黒色の染料やお歯黒に使われてきた。ヤシャブシの黒い果実も多量のタンニンを含むので染料に使われ、五倍子の代用にもなる。 ヤシャブシは雌雄同種の単性花で、花は早春に葉の展開前に開き、雄花は枝から垂れ下がる尾状花序で、雌花は穂状花序の風媒花である。 樹皮は灰褐色、多数の皮目がある。枝は良く分岐する。 ヤシャブシは代表的な先駆木本種の陽樹であり、幼時から十分な陽光が必要である。崩壊地、山火事跡地、トラクター走行跡地、道路の法面(のりめん)等で、土壌の裸出地に容易に侵入する。 <発光に光が必要> ヤシャブシは種子の発芽に際し、光を必要とする。一般に種子の発芽には、水・温度・酸素の三つの外界条件が必要である。光は発芽の必須条件ではなく、暗黒で発芽するものもある。 ヤシャブシのように光が照射されないと発芽の起こらないものを光発芽種子という。反対に光によって発芽が阻害され、かえって暗黒の方がよく発芽するものを暗発芽種子という。木本の種子には光発芽種子が多い。 光の発芽の影響は波長によっても異なる。一般に、赤色~黄色光は発芽を促進し、緑色および遠赤色光は発芽を阻害する。樹木の葉は光合成を行うため青色と赤色の波長を吸収するので、土壌へ到達する光は主に緑色と遠赤色光が多い。植物の葉が緑色にみえるのは、葉が緑色の波長を反射しているからである。 自然の中で、自分で生きていく樹木にとって、光がなければ、死を意味する。従って、光合成に必要な波長の光が当たらない場所では発芽しない用心さが必要である。 森林や里山林の土壌にどのような種類の種子(埋土種子)がどのくらいあるのかは、表層土壌をポット等に入れ、十分な光環境下で発芽してくる樹種によって調べることができる。 …ヤシャブシは根粒菌と共生するために、古くから荒廃地や海岸砂防の緑化用に肥料木として多くの地域で植栽されている。塩類土壌や乾燥地などでの緑化にヤシャブシのような肥料木を導入することも試みられている。 また、ヤシャブシの木材は器具材、シイタケ原木や薪炭材に利用される。
by kitakamayunet
| 2011-11-06 10:11
| シリーズ「里山ってなんだ!」
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タイトル : 里山ってなんだ!第16回ヤマモモの根元にツワブキ
里山ってなんだ!第15回六国見山に貴重なヤシャブシ自生 六国見山の道路沿いの剪定したヤマモモの根元に黄色い花が咲いている。伊豆半島の城ヶ崎海岸で見た記憶がある。剪定前には気づかなかった。北鎌倉湧水ネットワーク里山インストラクターの尋ねたら「ツワブキです。本来、海辺に多い植物ですが、昔からツワブキ“オタク”がいて庭に植えて愛でる様になり、今では内陸でも普通に見られます」とのことだった。 ツワブキ(フリー百科事典ウィキペディア) ツワブキ(石蕗、艶蕗、学名:Farfugium japon...... more
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