六国見山でイロハモミジとエゴノキの苗木の植樹会：12・21

六国見山伐採ヒノキ後始末④紅葉とエゴノキの植樹準備ＯＫ
ＮＥＷＳ　ＲＥＬＥＡＳＥ
２０１１年１２月１２日
北鎌倉湧水ネットワーク
イロハモミジとエゴノキの苗木の植樹会のご案内
　年末を迎え、何かとお忙しいことと存じます。日頃、報道関係の皆様にはお世話になり、深く感謝しております。

　去る１０月３日、鎌倉の美しい里山継承プロジェクトと、里山継承プロジェクト１ｓｔ企画－奏で、語り合い、本来の里山を次世代へ！－」の開催について、ご案内させていただきましたが、この企画は１２月１０日、無事に終了しました。報道していただき、ありがとうございました。

　本日は、里山継承プロジェクトの１年間の具体的な成果の一つとして、１２月２１日（水）午前１０時から開催する六国見山森林公園へのイロハモミジ（１４本）とエゴノキ（６本）の苗木の植樹会についてご案内させていただきます。

　北鎌倉湧水ネットワークは９月から、六国見山森林公園所有者の鎌倉市と公園の指定管理者の鎌倉市公園協会の了解を得て、六国見山森林公園の北側登山道入り口（石段横）のヒノキ林のヒノキ約５０本の伐採に着手しました。ヒノキ伐採の理由は、ヒノキが雪で頭部が被害を受けており、今後、順調な成育が期待できないためです。また、密集して生えているために森を暗くしていました。

　ヒノキ伐採に関しては、毎月第3土曜に開催している定例の手入れとは別に臨時手入れ日を設定し、１１月に完了しました。ヒノキの伐採は危険が伴うため、北鎌倉湧水ネットワークと北鎌倉湧水ネットワーク里山インストラクターのみで実施しました。

　ヒノキ伐採跡地には鎌倉市と協議した結果、保水力の維持、景観の向上、生物多様性確保などの観点から、イロハモミジとエゴノキの苗木を植樹することになりました。苗木は（財団法人）かながわトラストみどり財団と鎌倉市から提供を受け、鎌倉市みどり課と公園海浜課の職員立ち会いの下、北鎌倉湧水ネットワークが植樹します。雨天決行です。

　将来的に、イロハモミジとエゴノキの苗木が順調に育てば、ヒノキ伐採跡地周辺で春はヤマザクラ、初夏は新緑とエゴノキの白い花、晩秋はイロハモミジの紅葉を訪れる市民に楽しんでいただけると思います。今後も活動へのご支援のほどお願いいたします。

イロハモミジの苗を植える予定地（富士山などが見える管理通路下）

エゴノキの苗を植える予定地（花が下向きに咲くので、下から見上げられるように石段横に植樹）