日差し遮る急所に挑戦：11回目の六国見山定例手入れ終了

「ゴザを敷いて夫婦桜の花見を楽しむ」の目標ほぼ実現
　快晴に恵まれた１２月１７日、北鎌倉湧水ネットワークとそのサポーター、高野台自治会有志、北鎌倉湧水ネットワーク里山インストラクター、鎌倉市公園協会職員の１３人が参加し、１１回目の六国見山森林公園の定例の手入れを行った。一年間の手入れの結果、公園内のいたるところから白雪に包まれた富士山の勇姿を見ることができる。
作業後

作業前

作業後

作業前

　この日の中心テーマは高野台自治会４、５班の日差しを遮っている急所とも言うべき、樹木と下草の密集地の手入れ。この場所は針葉樹の形状不良木も重なり合うように生えている。寒さが増し、太陽の軌道も年間を通じて最も低くなっている。少しでもいいから暖かな冬の日差しを回復したい。

　作業は三箇所に分かれて行った。大別して北鎌倉湧水ネットワーク・里山インストラクターと近隣住民。そして北鎌倉湧水ネットワーク・里山インストラクターが常緑樹の密集地グループと針葉樹の形状不良木処理グループの二手に分かれた。分散して作業をした理由は、危険回避のため。

　①北鎌倉湧水ネットワーク・里山インストラクターによる常緑樹伐採グループ


　②北鎌倉湧水ネットワーク・里山インストラクターによる針葉樹の形状不良木伐採グループ




　③近隣住民の下草刈り　

　この日の作業で、森の中に日差しがかなり入ってきた。しかし、高野台自治会４、５班のお宅にまで暖かな日差しを届けるまでには至っていない。しかし、何が日差しを遮っているかについてはかなり明確に絞込みができた。次回以降の作業に大いに参考になった。
　
常緑樹密集地にも写真のように針葉樹の形状不良木がたくさん生えていた。