東大社による海神へのお礼の祭典：3・11銚子市外川漁港

銚子マリーナに津波の生々しい傷跡－東日本大震災⑮
　　　　　第５４回東大社式年銚子大神幸祭の神事（2010・4・11　外川海岸）
　このほど、わが故郷（千葉県香取郡東庄町）の氏神様の東大社の飯田篤永宮司からＦＡＸが寄せられた。要旨は「一昨年、綿津見の神（海神、海に住む神霊）の荒（すさ）びを和らげる、２０年に一度、約千年の歴史を持つ第５４回東大社式年銚子大神幸祭（http://www.kitakama-yusui.net/7/7fusano.html）を賑々しく斎行した。昨年は東日本大震災が、各地に大きな被害を与えたが、銚子大神幸祭のメーン会場となった銚子市の外川海岸だけは、被害を免れてほとんど無傷に近い状態だった。これは偏に、銚子大神幸祭による御神徳（神の功徳）の賜と固く信じて疑わない。そこで、銚子地区を守ってくれたそのお礼の報賽（ほうさい。お礼参り）と海上安全・大漁満足の祭典を下記の要領で執り行いたい。取材方お願いしたい」だった。

東大社による綿津見の神へのお礼の祭典
日時　平成２４年３月１１日（日）　午後２時３０分～
場所　銚子市外川漁港
　
　３月１１日、北鎌倉・建長寺で追悼の気持ちをあらわし、復興のための絆を確かめるために、仏教、神道、キリスト教の３宗教合同の 「東日本大震災追悼・復興祈願祭～3・11 建長寺 1年目の祈り～」（http://kitakamayu.exblog.jp/17519873/）が昨年４月１１日に続き、開催される。当初はこちらに参加する予定だったが、氏神様の神事を取材することにした。今ある自分は氏神様、故郷のお陰だと考えているからだ。