野口初太郎翁頌徳碑建立地に夫婦桜二世登場（12・6・4）

野口初太郎翁頌徳碑建立地の夫婦桜無残！（12・4・15）
　6月4日早朝、北鎌倉の自宅を出て故郷（千葉県香取郡東庄町）へ向かった。今回の帰省の目的は①東大社の飯田篤永からネギの苗いただく②実家から玄米を分けてもらう③大利根用水の父・野口初太郎翁頌徳碑建立地（東庄町笹川の大利根用水旧笹川揚水機場跡地）植樹した河津桜と玉縄桜のしっかりした支柱を作る―の三つ。

　４月に帰省したとき、一番生育が良くて、昨年から咲き始めていた河津桜（「夫婦桜」と命名）が、倒されていたのを発見した。レヴィンのお父さんに調べてもらったら「根元が半分、ノコギリで伐られていた」との電話があった。
４月１５日

６月４日

　可能性は二つ。一つは誰かが意図的に「夫婦桜」にノコギリを入れた。もう一つは下草刈りをした際、造園業者が誤って刈払機で「夫婦桜」を傷つけてしまった。後者なら二度とこういうことがないようにしっかりとした支柱で桜の木をガードする必要があると考えた。

　支柱は実家の裏庭に生えている真竹を使う。まず、河津桜の周囲の下草刈りをし、その後、実家に行き、真竹を伐るつもりでいた。午前９時半過ぎに野口初太郎翁頌徳碑建立地の到着すると前回とは違った意味でわが目を疑った。

　横倒しになっていた「夫婦桜」の場所に、夫婦桜より一回り小さい河津桜の姿があったからだ。そして野口初太郎翁頌徳碑建立地全体の下草がきれいに刈られていた。「きっとレヴィンのお父さんがやってくれたに違いない」

　レヴィンのお父さんの携帯に連絡を入れた。予想通りだった。以前、野口初太郎翁頌徳碑建立地に河津桜を植樹した時、レヴィンのお宅の裏庭にも河津桜を植樹した。この河津桜をレヴィンのお父さんが移植してくれたのだ。

　「いやな感じだが、いろいろと『夫婦桜』切断のことを詮索しても仕方がない。自宅の庭に移植した『夫婦桜』の切り株からはヒコバエが出てきそうです」とレヴィンのお父さんは言っていた。きっと、「夫婦桜」はレヴィンのお宅の裏庭で再生するに違いない。レヴィンのお父さん、またまたありがとうございました。