北鎌倉湧水ネットワークが広報かまくら6月15日号に登場

六国見山でイロハモミジとエゴノキの苗木の植樹会：12・21
　北鎌倉湧水ネットワークが広報かまくら（2012年6月15日号　Ｎｏ．1190）の「クローズアップ市民活動28」のコーナーで紹介されている。

　北鎌倉の自然環境・景観保全、湧水を活用したまちづくりを中心に活動しているＮＰＯ団体「北鎌倉湧水ネットワーク」を紹介します。

　私たちは、2000年10月に発足し、会員はわずか6人ですが、志を同じくする個人や団体と事業ごとにパートナーシップを結び、元気に活動しています。これは、「分散型市民活動」のイメージです。

　12年近くになる活動の主な成果は①北鎌倉の湧水を使った地ビール「北鎌倉の恵み」の売り上げをＮＰＯ団体へ寄付し、その総額が100万円を超えた②団塊世代の地域デビューを支援する第1回団塊サミットを提唱。鎌倉市、鎌倉のＮＰＯ2団体と協働で「鎌倉団塊プロジェクト」を推進している③『ガイドブックに載らない北鎌倉の神々』を出版し、北鎌倉の魅力をアピールした、などです。

　2011年1月には、荒廃が進む鎌倉の里山を再生し、人と自然が交流できる明るく美しい里山として次世代に継承するための「鎌倉の美しい里山継承プロジェクト」をスタートさせました。毎月第３土曜日に六国見山森林公園の定例手入れを行っています。

　手入れの結果、日差しが回復し、ホウチャクソウ、ムラサキケマンなどの山野草が復活しました。散策路からは夫婦を思わせる大小のヤマザクラのペア（夫婦桜と呼んでいます）のお花見も楽しめるようになりました。

　かまくら緑のレンジャーとの協働手入れの後は、展望台から肉眼で横浜ランドマークタワー、東京スカイツリーが眺められます。保水力の確保と景観向上のため、昨年12月にイロハモミジとエゴノキの植樹も行いました（写真）。5月26日には鎌倉の世界遺産登録と里山の手入れをテーマにした講演会なども主催しました。