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無門関 第九則 大通智勝:第77回円覚寺夏期講座第一日 「第77回 円覚寺夏期講座」の最終日の7月23日の横田南嶺管長の説法のタイトルは「無門関 第十二則 巖喚主人(がんかんしゅじん)」。この日は参加者の理解を助けるために「延命十句観音経のはなし」(臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺 述 印刷・インターブックス)が事前配布された。(写真:円覚寺参道で八雲神社のお神輿を待つ横田管長=7月21日) 横田管長によれば「無門関 第十二則 巖喚主人」は本心がテーマになっているという。横田管長は「本心とは本来の心=仏心で、仏心は慈悲の心であり、智慧である。慈悲とはいつくしみ思いやる心、他人の悲しみを自分の悲しみと受け止めて思いやる心だ。智慧とは何が正しいか判断すること。あらゆる命あるものが仏心を持っている(山川草木国土悉皆成仏)。これがお釈迦様の悟りの根本である」と説き、「延命十句観音経のはなし」の20ページから21ページに掲載されている「延命十句観音経 意訳」が「仏心」を明快に説明していると話した。初日の「無門関 第九則 大通智勝(だいつうちしょう)」の説法を振り返りながら、この日の説法を聴いたことで、わたしの理解の範疇を超え、遠い存在だった「無門関」の世界に少し、興味がわいてきた。 〇延命十句観音経 観世音 南無仏(かんぜおん なむぶつ) 与仏有因 与仏有縁(よぶつういん よぶつうえん) 仏法僧縁 常楽我浄(ぶっぽうそうえん じょうらくがじょう) 朝念観世音 暮念観世音(ちょうねんかんぜおん ぼねんかんぜおん) 念念従心起 念念不離心 (ねんねんじゅうしんき ねんねんふりしん) 〇延命十句観音経 意訳 観音さま どうか人の世の苦しみをお救い下さい 人の苦しみをすくおうとなさる そのこころこそ仏さまのみこころであり 私たちのよりどころです この仏さまのこころが 私たちの持って生まれた本心であり さまざまなご縁にめぐまれて このこころに気がつくことができます 仏さまと 仏さまの教えと 教えを共に学ぶ仲間とによって わたしたちはいつの世にあっても 変わることのない思いやりのこころを知り 苦しみ多い中にあって 人の為に尽くす楽しみを知り この慈悲のこころを持って生きることが本当の自分であり 汚れ多き世の中で 清らかな道であると知りました 朝に観音さまを念じ 夕べに観音さまを念じ 一念一念 何をするにつけても この思いやりのこころから行い 一念一念 何をするにつけても 観音さまのこころから離れません 第四日 無門関 第十二則 巖喚主人(がんかんしゅじん) 瑞巖(ずいがん)の彦(げん)和尚、毎日自ら主人公と喚び、復た自ら応諾す。乃ち云く、惺々著(せいせいじゃく)、諾(だく)。他時異日、人の瞞を受くること莫(なか)れ。諾々と。 無門曰く、瑞巖老子自ら買い自ら賣り、許多(そこばく)の神頭鬼面を弄出(ろうしゅつ)す。何 が故ぞ。漸(に)。一箇は喚ずる底、一箇は應ずる底。一箇は惺々底、一箇は人の瞞を受けざる 底。認著すれば、依前として還って不是。若し也たに效(なら)わば、総に是れ野狐の見解(けんげ)ならん。 頌に曰く、 学道の人真を識らざるは、只從前の識神を認むるが為なり。 無量劫來生死の本(もと)、癡人喚んで本来の人と作す。 【ご参考】 *臨済禅 黄檗禅 公式サイト 主人公(無門関) http://www.rinnou.net/cont_04/zengo/051001.html ▽延命十句観音経―42文字に観音経のエッセンスを抽出―(http://www.kitakama-yusui.net/tokusyu/zen-3.html) 「延命」は、昔名医に見放された見放された重病人がこのお経を一心に繰り返したら、奇跡的に快方に向かったことから付けられたという。観音経の深い教えが、42文字に凝縮されている。 〇延命十句観音経 観世音 南無仏(かんぜおん なむぶつ) 与仏有因 与仏有縁(よぶつういん よぶつうえん) 仏法僧縁 常楽我浄(ぶっぽうそうえん じょうらくがじょう) 朝念観世音 暮念観世音(ちょうねんかんぜおん ぼねんかんぜおん) 念念従心起 念念不離心 (ねんねんじゅうしんき ねんねんふりしん) 【訳】(田中成明・国際マンダラ協会長) 観世音菩薩に帰依します。私たちは自分の心に仏(観世音)となるべき素質を持っています。(その因があるから)観世音とのご縁で私の仏性が開顕されます。常(悟りは永遠に変わらない)、楽(苦しみがない)、我(自由で他に拘束されない)、浄(煩悩がつきて汚れがない)と仏様にはこの四つの徳が備わっています。朝に観世音を念じ、暮に観世音を念じ、一心に、誠心誠意、唱えねばなりません。その一声が常楽我浄の姿であり、観音様の大精神であることを忘れてはなりません。
by kitakamayunet
| 2012-07-27 17:46
| 現代に生きる禅の精神
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