12・18蕎麦がらみで忘年会を連チャン（繁茂＆香り仕事）

「香り仕事」で年越し越前おろしそばパーティ（12・26）
　１２月１８日、午後５時から開催された二つの忘年会に参加した。一つはJＲ鎌倉駅から６５０ｍの距離にある鶴岡八幡宮のすぐ前、若宮大路沿いの「そばや繁茂」での台峯緑地保全会（代表・梅沢徳夫鎌倉市大船地区社会福祉協議会会長）の忘年会。


　台峯緑地保全会は、荒廃した里山を本来の豊かな里山に再生させることを目的に２００８年に設立され、台峯の里山の手入れをスタートさせた。メンバーの中核は北鎌倉湧水ネットワーク里山インストラクターの川上克己さんや葉山厚さんなどの台峯近隣住民と、同会の活動に理解をしている鎌倉市民。

　手入れの内容は草刈り、林床の下草刈り、危険物の伐採、密集した樹木の間伐、道普請、山野草の保護、適正樹木の植林などで、作業区域ごとに鎌倉市と土地所有者の野村不動産の了解を得て作業を進めている。

　一連の手入れを通じて、かつて生息していた動植物を蘇らせたり、緑地内の道を近隣住民に安心して歩ける散策路にしたり、緑地を地域の人が自然に親しむ場、あるいは子どもたちの健全な遊び場として活用してもらうことを目指している。

　忘年会では梅沢さんや川上さんたちが目をきらきらと輝かせながら子ども時代に遊んだ台峯の姿を昨日のことのように語り合った。台峯緑地保全会の活動が実を結び、現実の台峯が彼らの思い描くイメージと結びつく日がいつか来ることを祈りたい。

　午後６時半過ぎ、後ろ髪をひかれながら二つ目の北鎌倉の香りグッズのお店「香り仕事」で開かれたで年越し越前おろしそばパーティに向かった。この企画は昨年に続き２回目で参加メンバーは北鎌倉まちづくり協議会のメンバーが中心。

　実はこの日の午前中、北鎌倉湧水ネットワークの仲間の斎籐博子さん、島村国治さん、それとわたしの３人で、北鎌倉の湧水を仕込んだ地ビール新「北鎌倉の恵み」の件で、日本最老舗地ビール会社のサンクトガーレン（本社・神奈川県厚木市）を訪問した。


　３人はいずれもまちづくり協議会のメンバーでもあり、「香り仕事」の忘年会に参加した。こちらの忘年会も斎藤さんがお土産に買ってきたサンクトガーレンの地ビールを飲みながら大いに盛り上がった。それにしても忙しい１日だった。