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新たにカラスザンショウ君臨:10・10六国見山臨時手入れ ![]() 1月10日の午前中、昨年12月下旬以来じっくりと足を踏み入れることのなかった六国見山森林公園に入った。義父の49日の法要、仕事、風邪を引いたりして足が遠のいていた。高野台自治会5班の会員のお宅の上に来て吃驚仰天。「河原、崩壊地や伐採地などの裸地にまっ先に浸入する、典型的な先駆木本種で、暖地での二次林の代表的な陽樹」(ゑれきてる)のカラスザンショウが踏み入れる隙間もないほどびっしり生えていた。![]() ![]() ![]() このエリアは北鎌倉湧水ネットワークと高野台自治会有志が下草刈りと除伐を行い、鎌倉市公園協会がスギの間伐をし、日照が回復した。以前は杉林の手入れがほとんどなされなかったため形状不良のスギ、常緑広葉樹、アズマネザサ、アオキなどが繁茂し、人が踏み入れることのできない世界だった。 ![]() ![]() ![]() しかし、手入れの結果、木漏れ日が入るようになり、これまでの環境とは一変した。少し前までは、手入れにより日差しが回復するとホウチャクソウ、ヤブミョウガなどが群生が見られたが、今回はカラスザンショウの“1人勝ち”。 手入れ前の状態 ![]() カラスザンショウは棘があるのでちょっとやばい。人間が近づけなくなる。まだ、小さい今の状態の時に刈り取ることが必要だろう。それにしても各植物間の生存競争の激しさを感じる。それと自然倒木が増えていた。こちらも片付けが必要となっている。 ![]() ![]() ![]() 柑橘類が生えていた。棘があるのでレモンかもしれない。下草刈りの時に伐られたようだが、ヒコバエとして蘇った。かつては段々畑だった名残かも。 ![]() ![]() カラスザンショウ(からすざんしょう) ◇日本大百科全書(小学館) 【烏山椒】 [学名:Zanthoxylum ailanthoides Sieb. et Zucc.] ミカン科の落葉高木。高さ5~8メートル、枝に刺(とげ)が多い。葉は長楕円(ちょうだえん)状披針(ひしん)形、長さ5~10センチメートル、縁(へり)に鋸歯(きょし)があり、裏面は白緑色、もむとバニラの香りがある。奇数羽状複葉で、小葉は10対前後。雌雄異株。夏、円錐(えんすい)花序を頂生し、花は多数で小さく、淡緑色。萼片(がくへん)、花弁とも5枚。雄花は5本の雄しべ、雌花は3枚の心皮からなる1本の雌しべがある。 果裂くか(さくか)に辛味のある種子があり、これが名の由来とされる。本州から沖縄の暖地の林縁に生え、中国、朝鮮、フィリピンにも分布する。 ◇ゑれきてる(http://elekitel.jp/elekitel/nature/2009/nt_87_kzs.htm) 丘陵地から山地帯下部の林地で、日当たりのよい場所に生育する。特に海岸近くに多い。河原、崩壊地や伐採地などの裸地にまっ先に浸入する、典型的な先駆木本種で、暖地での二次林の代表的な陽樹である。 果実は熟すると皮が裂けて種子が散る朔果(さくか)で、種子は鳥により広く散布される。種子はよく発芽するので、林縁や原野に群生した稚樹がみられるが、成木になると群落をつくらず点生(本シリーズのミズナラ参照)になる。孤立木では広い樹冠を形成するが、周囲の陰樹や中庸樹によって被圧されてくると、ひょろ長い樹幹の先に哀れな樹冠をもった樹になる。 カラスザンショウは落葉後も枝に果実がついており、カラスが種子をよく食べるので、この名がついたとする説がある。利用価値が低いのでカラスをつけたという説もある。
by kitakamayunet
| 2013-01-10 22:06
| 鎌倉の美しい里山継承PJ
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