まさに死屍累々！折り重なる倒木3・6六国見山臨時手入れ

夫婦桜と千本桜の同時花見を！2・22六国見山臨時手入れ

　２０１３年３月６日、かまくら緑のレンジャーと六国見山山頂付近の協働手入れ後、２月２２日の臨時手入れの続きとなる六国見山森林公園南口広場上から展望台に通じる管理用通路に沿って広がるヤマザクラの樹林の下草刈りを行った。

　この日はヤマザクラを散策路から見やすくするためにヤマザクラの樹林に隣接した杉林の下草も同時進行で刈った。そうしたらアズマネザサさとアオキを刈った後から姿を現したのが、折り重なって倒れているスギだった。かなり前に倒れ、朽ちかけているのもあれば、まだ、最近倒れ、葉が緑色のものもある。

　約１００平方メートルの面積の中にざっと数えて２０本を超えるスギが根こそぎに倒れていたり中折れしていた。その姿はまさに「死屍累々」という表現がぴったり当てはまる。「検証：六国見山の樹木はなぜ、かくも多数倒れ、折れるのか」で、「虫害、地表の薄さ、手入れ不足の複合した結果」が倒木の理由としたが、スギが折り重なって倒れている姿をじっくりと観察するとまず、間違いはなさそうだ。

　この日、かまくら緑のレンジャーの皆さんとの六国見山山頂付近の協働手入れの際、尾根道をふさいでいた倒木を処理したが、すぐ近くの杉林でも折り重なって倒れているスギの姿を確認した。それにしてもひどい光景である。


下草刈り後

下草刈りスタート時

下草刈り後

下草刈り前

下草刈り後

下草刈り前

作業の様子