「第一回小泉淳作記念 鎌倉芸術祭公募展」の作品募集開始

11・17石田泰尚・山本裕康デュオ・リサイタルｉｎ建長寺Ⅱ
若手芸術家の登竜門、大賞の副賞は３０万円
　 第８回鎌倉芸術祭実行委員会（実行委員長　森田晃輔　芸術祭公式ホームページhttp://kamakura-geijutsusai.com/8th/）は、７月１７日（水）から「第一回小泉淳作記念　鎌倉芸術祭公募展　～鎌倉から、新しい可能性をもとめて～」の作品の募集を開始した。募集締め切りは10月1日（火）。
鎌倉芸術祭は過去７年間、歴史と伝統のある鎌倉の地で、芸術・文化を築いてきた先達の精神を継承し、新しい時代の息吹の中で芸術表現を展開することを目的に、市内の社寺を舞台に開催されてきた。

　鎌倉芸術祭公募展は、鎌倉芸術祭のさらなる発展を目指すために今年、創設された。その狙いは、伝統を現代に生かし、若い世代にもその創造の精神を伝えるためで、若手芸術家の登竜門的な意味合いがある。

　今回は建長寺法堂の天井画「雲龍図」で知られる故小泉画伯にちなみ、若手日本画家の育成を図るために、日本画を公募する。大賞（建長寺賞）の受賞者（１名）には、賞状と副賞３０万円が与えられる。入選した作品は２０１３年１１月２３日（土）～１２月２日（月）まで、小泉画伯が描いた「雲龍図」が天井画となっている建長寺・法堂で展示される。
応募希望者は、応募申込書（http://kamakura-geijutsusai.com/8th/koboten/index.htmlからもダウンロード可）に必要事項を記入のうえ、公募展事務局：（公財）鎌倉市芸術文化振興財団（〒248-0016　鎌倉市長谷1-5-3　問合せ先電話 080-4342-3130
kouboten@kamakura-geijutsusai.com）に申し込む。

【審査委員】
審査委員長　真室佳武（東京都美術館館長、鏑木清方記念美術館館長）
審査委員　　
　　　　竹田博志（小泉淳作美術館館長、多摩美術大学客員教授）
　　　　土屋禮一（武蔵野美術大学教授、日本芸術院会員、日展副理事長）
　　　　手塚雄二　（東京芸術大学教授、福井県立美術館特別館長、日本美術院理事）
　　　　吉田正道（大本山建長寺管長）

【小泉淳作画伯プロフィール】
小泉淳作（こいずみ じゅんさく、1924年10月26日 - 2012年1月9日）は日本画家、陶芸家。父は政治家の小泉策太郎。弟は俳優の小泉博。東京美術学校（現東京藝術大学）日本画科で山本丘人に師事。1977年山種美術館賞展にて『奥伊豆風景』が優秀賞を受賞。鎌倉・建長寺の法堂天井画『雲龍図』、京都・建仁寺の法堂天井画『双龍図』を制作・奉納。

【7月12日、実行委員会が芸術祭公募展について鎌倉市メディアセンターで記者会見】