上と下の旧段々畑がつながる：7・17六国見山臨時手入れ

アズマネザサの成長の早さに驚嘆7・10六国見山臨時手入れ
上方のヤマザクラの樹林地がはっきりと見えてきた！

手入れスタート時

　猛暑日の“谷間”の格好になったとなった７月１７日の午前中、５人で六国見山森林公園の臨時手入れを行った。この日の作業エリアとメーンの作業内容は、今月１０日の臨時手入れの延長で、南口広場に近いヤマザクラの樹林地に隣接している杉林の下草刈りと、ヤマザクラの樹林地アズマネザサのタケノコの処理。それに鎌倉市公園協会から了解を得ている赤いテープを巻いた形状不良のスギの間伐。


　スギ林に密集していたアズマネザサとアオキも処理もようやく終盤戦を迎えた。この日の作業で、展望台に近い登山道沿いの上方のヤマザクラの樹林地がはっきりと見えてきた。ようやく、南口広場に近い下方のヤマザクラの樹林地とのつながり、位置関係がはっきりしてきた。

　上方のヤマザクラの樹林地、下方のヤマザクラの樹林地、両者の間のスギ林はかつてはいずれも段々畑だったと推定される。あと一息で、３者が“開通”する。そうなると来春はいたるところでヤマザクラの花見を楽しむことが出来るだろう。

アズマネザサのタケノコ処理後
タケノコ処理前


　猛暑日の“谷間”とはいえ、作業をしていると汗が吹き出た。しかし、しばし手を休めると木立を抜ける涼風が心地よい。まるで軽井沢のような高原の避暑地にいるような感覚を覚える。

　新たな間伐対象の形状不良の木にはこれまでと区別するために赤いテープを二度巻いた。