神輿渡御でクライマックス：２０１３年山ノ内八雲神社例大祭

1４日の宮出し皮切りに１３年の山ノ内八雲神社例大祭開始
山ノ内の神輿と山崎の神輿がドッキング（光照寺門前付近）

北鎌倉駅前を練り歩く山ノ内の神輿

　２０１３年７月１４日からスタートした山ノ内八雲神社例大祭が最終日の２１日、神輿渡御でクライマックスを迎えた。
＊随所で神仏習合の世界：12年の山ノ内八雲神社例大祭
http://kitakamayu.exblog.jp/18276231/

結婚相手の山崎八雲神社の神輿（女性）を迎えに行く山ノ内八雲神社の神輿（男性）


晴れてドッキング



八雲神社の神輿（男神輿）と山崎の北野神社の神輿（女神輿）が結婚の神事（行合祭と言われる奇祭）を行う天王屋敷に到着

　時の移ろいを感じさせられた。東慶寺の山門下で山ノ内八雲神社の神輿を出迎えていた井上正道東慶寺住職の姿がなく、井上陽司副住職だけだった。昨年までは２人で出迎えていた。井上正道住職は７月１０日に亡くなられた。いろいろとお世話になったので１３日行われた密葬に参列し、ご冥福を祈った。


昨年は２人で出迎えた


井上正道氏死去
井上正道氏（神奈川県鎌倉市・臨済宗円覚寺派東慶寺住職、松ヶ岡文庫理事長）
【2013年7月18日付　中外日報（訃報）】
　井上正道氏（神奈川県鎌倉市・臨済宗円覚寺派東慶寺住職、松ヶ岡文庫理事長）　10日、肺気腫のため死去。69歳。密葬は13日、鎌倉市山ノ内1367の自坊・東慶寺で横田南嶺・円覚寺派管長の導師で行われた。津葬は9月25日午前10時半、鎌倉市山ノ内409の本山円覚寺で横田管長の導師で営む。喪主は次男の井上陽司・東慶寺副住職。鎌倉市出身。東洋大卒業後、妙心寺専門僧堂で修行。昭和56年から東慶寺住職。円覚寺派で法務部長や教学部長、宗会議員を歴任した。仏教学者の鈴木大拙博士が東慶寺境内に設立した「松ヶ岡文庫」の理事長を平成15年から務めた。