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無門関第十三則・徳山托鉢:第78回円覚寺夏期講座初日 第78回円覚寺夏期講座3日目、7月21日の横田南嶺円覚寺派管長の無門関提唱は「第十五則 洞山三頓」。横田管長は説法の達人である。この横田管長が話すときの心構えとして「早口にならないことだ」とその極意の一端を教えてくれた。「ゆったりとした呼吸、ゆっくりと話す」。いろいろと教えられることが多い。 さて本題。登場人物の雲門は雲門文偃 (うんもんぶんえん)で、中国、唐・五代の禅僧。雪峰義存の法を嗣(つ)ぎ、広東省の雲門山に住み、雲門宗を開いた。その特色は相手の質問のポイントをつく,簡明直截の句にある。洞山は洞山守初(とうざんしゅしょ)で、雲門下二世。曹洞宗の 始祖である洞山良介(とうざんりょうかい)とは別人物。用語解説すると①「近離甚れの処ぞ」=「どこから来たのか」②1頓=20③飯袋子=ごくつぶし-。 *ご参考 駿河には過ぎたるものが二つあり、富士のお山に原の白隠 http://kitakamayu.exblog.jp/10298660/ 洞山三頓 雲門、因みに洞山の参ずる次(つい)で、門、問うて曰く、「近離甚れの処ぞ」。 山云く、「査渡(さと)」。門曰く、「夏(げ)、甚れの処にか在る」。山云く、「湖南の報慈(ほうず)」。門曰く、「幾時か彼(かしこ)を離る」。山云く、「八月二十五」。門曰く、「汝に三頓の棒を放(ゆる)す」。山、明日に至って 却(かえ)って上って問訊(もんじん)す。「昨日、和尚三頓の棒を放すことを蒙る。知らず、過(とが)甚麼(いずれ)の処にか在る」。門曰く、「飯袋子(はん たいす)、江西湖南(こうぜいこなん)便ち恁麼(いんも)にし去るか」。山、此に於いて大悟す。 無門曰く、「雲門、当時(そのかみ)、便ち本分の草料を与えて、洞山をして別に生機(さんき)の一路あって、家門をして寂寥を致さざらしむ。一夜是非海裏(かいり)に在って著倒(じゃくとう)し、直に天明を待って再来するや、又た他(かれ)の与(ため)に注破す。洞山直下(じきげ)に悟り去るも、未だ是れ性燥(しょうそう)ならず。且く諸人に問う、洞山三頓の棒、喫すべきか喫すべからずか。若し喫すべしと道わば、草木叢林皆な棒を喫すべし。若し喫すべからずと道わば、雲門又た誑語(おうご)を成す。者裏に向かって明め得ば、方(まさ)に洞山の与に一口(いっくの)気を出さん」。 頌に曰く、獅子、児を教う迷子(めいし)の訣(けつ)、前(すす)まんと擬して跳躑(ちょうちゃく)して早く翻身す。端(はし)無く再び敍(の)ぶ当頭著(とうとうじゃく)、前箭(ぜんせん)は猶お軽く、後箭は深し。
by kitakamayunet
| 2013-08-13 00:11
| 現代に生きる禅の精神
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タイトル : 行く川の流れは絶えずして:妙心寺派管長円覚寺夏期講座
無門関第十五則 洞山三頓:第78回円覚寺夏期講座第三日 「何のために生まれてきたのか?それは仏になるためだ」(河野太通妙心寺派管長) 7月21日の第78回円覚寺夏期講座3日目第2時限の講師は、河野太通妙心寺派管長で演題は「行く川の流れは絶えずして」。夏期講座の案内の葉書が届いたときから、この日の河野管長の講義を心待ちにしていた。 僧侶のより積極的な社会参加や社会貢献を実践されている河野管長は83歳とは思えないほど元気で若々しかった。「人間は何のために生まれてきたのか?それは円満なる人格を...... more
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