「北鎌倉の恵み」、ＪＵＯＮジビエ料理学習試食会でも好評

ジビエ料理を試食JUON関東甲信越ブロックスタッフ打合せ
　　　　　　　　　相性ばっちりだった「北鎌倉の恵み」と猪肉のミニバーガー

　９月７日（土）、東京・四ツ谷主婦会館プラザエフ２階レストランで、JUON 関東甲信越ブロック主催の学習試食会「里山の野生動物について学び、ワインとジビエ料理を楽しむつどい」が行われた。

　つどいでは食肉加工施設を持つ麻布大学・獣医学部 動物応用科学科 食品科学研究室（食肉部門）の坂田亮一教授と教え子が、シカ・イノシシ肉の食肉資源化に関する研究の成果を発表した。農業と林業への野生動物の被害は、年間２００億円にも達しており、同研究室の今後の取り組みが期待される。

　この後、岐阜の廃校施設を管理・運営する有限会社「樹庵」の小林正美社長（JUON NETWORK副会長）から送られてきたシカ・イノシシ肉を使ったジビエ料理の試食会に移った。北鎌倉・六国見山の湧水を仕込んだ地ビール「北鎌倉の恵み」を製造・販売しているサンクトガーレン有限会社（神奈川県厚木市）の岩本伸久社長によれば、「北鎌倉の恵み」は「肉料理と相性がいい」とのこと。そこで、参加者に「北鎌倉の恵み」を試飲してもらおうと考え、スリーエフ北鎌倉店（電話番号0467-25-5015）で「北鎌倉の恵み」を購入し、つどいの会場へ持参した。スリーエフ北鎌倉店によれば５日に発注した１ケース（２４本）は６日までに完売し、あらたに２ケース追加発注したという。

　岩本社長の言うとおり、ジビエ料理と重厚な味わいの北鎌倉の恵みの相性はばっちりだった。試飲してくれた参加者の感想は「美味しい」「いくらでも入る」「飲みやすい」「味が濃い」「さっそくオンラインショップで注文したい」ｅｔｃと大好評だった。北鎌倉から四ツ谷まで遠路はるばる「北鎌倉の恵み」を冷蔵パックに入れてもっていったかいがあった。

　この日提供されたメニューは、鹿肉と猪肉の合挽きひき肉のカレー風味の生春巻き、鹿肉のたたき、猪肉の冷しゃぶ、鹿・猪肉のミニバーガー、鹿肉のシチュー、鹿肉のポアレ。食べ慣れないジビエ料理に最初は引き気味だった参加者も実際に食べてみて、その美味しさに驚きを隠せない様子だった。

鹿肉と猪肉の合挽きひき肉のカレー風味の生春巻き

鹿肉のたたき　

猪肉の冷しゃぶ

鹿肉のシチュー

鹿肉のポアレ