枯れた玉縄桜にヒコバエ？（9・9野口初太郎翁頌徳碑建立地）

野口初太郎翁頌徳碑建立地の玉縄桜が枯れた：13・７・2９

　９月９日、故郷（千葉県東庄町）へ日帰り帰省した。実家に到着する前に、恒例となっている大利根用水の父・野口初太郎翁頌徳碑建立地（東庄町笹川の大利根用水旧笹川揚水機場跡地）に立ち寄った。

　立ち寄った主目的は枯れた玉縄桜の番号・里親名の確認だった。事情を話し、「玉縄桜をひろめる会」に、再度、玉縄桜の苗木の寄贈をお願いした。そうしたら、事務局から「２本の中、どちらの物（番号・里親名が樹木銘板に書いてあります）が枯れたのですか？ご連絡下さい。植え換えるにしても、植樹の適期は寒くなってからで１１月後半から翌３月末頃までです。１本は何とか手当しますが、プラス１本は現在のところ確約のコミットはできません。（何とか努力しますが）　というのは、今夏の苗木の成育状況を秋に確認しないと何とも言えないからです。今夏の天候不順もあり、毎年育成している苗木が芳しくない状況が続いていますので！宜しく！」との返信があった。

　樹木銘板の番号・里親名の確認をした際、思わぬ発見をした。枯れた玉縄桜の根元からヒコバエらしきものが生えていた。「らしきもの」と書いたのは、ヒコバエはもっと成長した樹木から出るものとばかり今まで思っていたからだ。目の前の光景に「生命（いのち）」の強さ、不思議さを感じた。六国見山森林公園の夫婦桜も、ヤマザクラのヒコバエが成長したものと推定されている。ヒコバエらしきものの今後を見守りたい。

　７月２９日に帰省した際、野口初太郎翁頌徳碑建立地を、レヴィンのお父さんがきれいに下草刈りをしてくれていた。しかし、雑草の生命力は信じられないほど強く、建立地で復活の“のろし”をあげていた。日帰り帰省なので時間に余裕がない。そこで、河津桜と玉縄桜の周りのみ下草刈りをした。

かなり成長した頌徳碑左横の河津桜（初太郎桜と命名）

下草刈り前


下草刈り後