北鎌倉匠の市に北鎌倉の恵み復活！東慶寺に恩人の姿も

北鎌倉の恵み復活！13秋　北鎌倉「匠の市」（11・2～3）
再デビューはまずまずの滑り出し、スモークチーズとコラボ

　11月2日から３日まで、円覚寺、東慶寺、浄智寺の各参道を会場に、予定通り、北鎌倉の秋の風物詩、北鎌倉「匠の市」が開催された。東慶寺参道には日本最老舗地ビール会社のサンクトガーレン有限会社が出店し、復活した六国見山の湧水を仕込んだ地ビール「北鎌倉の恵み」を販売した。

　東慶寺参道に「北鎌倉の恵み」が登場するのは３年ぶり。待望久しかった「北鎌倉の恵み」の復活に、初代「北鎌倉の恵み」からのファンは「美味しい」といいながら何杯もジョッキをお代わりした。初めて口にした観光客も「こんなに美味しい地ビール飲んだことがない」と驚きの表情を浮かべながら飲んでいた。

　嬉しいことに二代目「北鎌倉の恵み」誕生の恩人ともいえる岸本英信さんが２、３日の両日、東慶寺参道に駆けつけてくれて、豪快に「北鎌倉の恵み」を飲み干した。岸本さんは「匠の市に『北鎌倉の恵み』がないのは寂しい。是非、復活させてほしい」と言って、サンクトガーレンを紹介してくれた。この岸本さんの「一言」がなければ、「北鎌倉の恵み」の復活なかった。



　ビールの売れ行きはお天気に左右される。天気予報では２、３日とも太陽が顔を覗かせるとのことだったが、２日はお昼頃、一時雨が振り出してしまった。３日は曇りがちだったが薄日が差し、２日よりは“ビール日和”となった。サンクトガーレンの担当者によれば、２日は天候の割に健闘、３日はほぼ売り上げ目標を達成したとのこと。

　サンクトガーレンの隣のブースには北鎌倉燻煙工房がスモークチーズを出店し、急遽、「北鎌倉の恵み」とスモークチーズのコラボ商品が登場した。相乗効果を発揮し、売れ行きは上々だった。将来、本格的なコラボ商品が誕生するかもしれない。