六国見山に通算５回目の植樹（エゴノキとイロハモミジ）1・29

３年連続で六国見山にイロハモミジなどの苗木植樹10・24


　北鎌倉湧水ネットワークは1月2９日、六国見山森林公園に公益財団法人・鎌倉市公園協会の全面協力を得て、エゴノキとイロハモミジの苗木（各５本）を植樹した。苗木は鎌倉市からの提供を受けた。植樹は保水力の維持、景観向上、生物多様性の確保が目的だ

　今回植樹した場所は、昨年10月24日にイロハモミジを植樹した段々畑跡地のすぐ下。アズマネザサを刈ったり、アオキなどの常緑樹や枯れたスギの伐採などでスペースができた。大きなエゴノキが生えており、毎年実に見事な花を咲かせる。このエゴノキの近くにエゴノキの苗を植え、さらにその下の登山道沿いにイロハモミジを植えた。




　今回植樹した苗木は高さが１・５メートルを超えており、昨年と１昨年に植えた苗木よりもかなり大きくて立派。北鎌倉湧水ネットワーク・里山インストラクターの葉山厚さんの身長よりも高い。同公園への苗木の植樹は４年連続で、通算５回目。植樹本数は合計７５本。内訳はイロハモミジ４４本、ヤマザクラ１５本、エゴノキ１１本、河津桜２本、オウバイ３本。

　最初に植えたイロハモミジはしっかり成長、晩秋に赤く色づき登山客の目を楽しませている。わたしは前期高齢者。この日の植樹に参加してくれた北鎌倉湧水ネットワーク・里山インストラクターのリーダーの川上克己さんは後期高齢者。お互い、迷惑にならない程度に長生きし、植樹したエゴノキの白い花とイロハモミジの紅葉を眺めたいものだ。

　鎌倉市公園協会に日陰を作っている常緑樹の枝払いとスギバヤシの間伐（実生のスギと虫に食われ倒木の恐れのあるスギ）許可をお願いした。



　間伐候補のスギには赤いテープでマーキング。後日鎌倉市公園協会の担当者にチェックしてもらい、間伐ＯＫが出たら、北鎌倉湧水ネットワーク・里山インストラクターの皆さんが間伐することになる。