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期間は6泊7日、原因は小腸の炎症 3月19日未明、激しい腹痛で目が覚めた。お腹の中心部に焼けるような痛さが走り、張りも感じる。お腹の痛みは2日前から始まっていたが、前日の昼から夜にかけては収まっていた。風邪の菌がお腹に入ったせいかと思った。何年か前にこういうことがあった。 ▽近所の病院が休診のため湘南記念病院へ 19日は体が朝食を受け付けなかった。口にしたのはご飯2口と味噌汁、ヨーグルトのみ。これが精一杯だった。自力回復は無理と判断し、午前8時半ごろ、車を運転し、近所の個人病院へ向かった。運の悪いことに病院の玄関に「本日休診」の札が掛かっていた。 継続的に医師の診察が必要な持病がないので、主治医はいない。だから、病院や医師に関する情報を持ち合わせていない。医師のレベルの差は激しい。水準以下の医療技術しか持たない医師に遭遇するとそれこそ悲劇だ。 しばし考えて、湘南記念病院へ車を走らせた。2年前に義父がお世話になった。担当医、看護師さんなどの対応が良かった。当然のことながら、内科を受診した。医師から腹痛の原因について複数の可能性が示され、レントゲン検査と採血検査を指示された。 ▽治療法は絶食と点滴、直ちに入院 レントゲン検査の結果から腸閉塞の疑いが濃厚になった。小腸にガスが充満し、パンパンに張っているという。直ちにCT検査と尿検査を受けた。CT検査の結果から腸閉塞と断定され、外科に回された。 担当医から「治療法は絶食と点滴によって、小腸を安静にするしかありません。従って自宅に帰すことは出来ません。すぐに入院の手続きを取ってください。入院は5日程度と考えられます」と言われた。 直ちに入院といわれ、はたと困った。この日は午後から出社日だった。会社に連絡する必要があるし、4月20日の団塊サミットスペシャルin建長寺などのイベントを控え、その調整真っ最中だ。病院の駐車場に駐車してある車は、自宅に帰さなければならない。 そこで、肉体的にはかなりしんどかったが、午後1時半までに病院に戻ってくるという約束で、いったん、帰宅した。自宅で関係方面に連絡し、下着とスリッパをバックに詰めてタクシーで病院に飛んで帰った。頼みの妻はこの日は仕事で自宅に居なかった。 ▽入院4日目で小腸 “開通”、夕食におもゆ 入院病棟は一般病棟の2人部屋(差額ベッド、1日7、350円)。「食事は禁止です。飲み水は一日300ミリリットルまでとします。尿の管理を自分でしてください」と言い渡されて、点滴が始まった。点滴は1本が500cc(200キロカロリー)で、1日3本。1本当たり3時間以上掛かるので、3本のノルマを達成したのは、消灯時間の午後9時をはるかに過ぎた午後10時半ごろになった。 わたしの場合は早期発見、早期治療、原因が小腸の炎症ということで、入院2日目の20日には、お腹に若干の違和感はあるものの痛みは消えた。そして入院4日目の22日にはレントゲン検査の結果、小腸の“開通”が確認された。 それまでは限られた量の水以外はまったく口にしていなかったが、夕食におもゆ150グラム、コーンスープ、グレープゼリーが出た。3日ぶりに口にする食事だ。「急いで食べるとまた、お腹が痛くなりますよ」と看護師さんに脅されたので、少しずつ、噛みながら、恐る恐るお腹に入れた。 ▽腸閉塞に一般的な予防法なし 入院5日目の23日から食事は、朝、昼、夕の3食になった。主食は3分粥。おかずは刻まれていた。この日から点滴が1本になった。入院6日目の24日は、主食は5分粥に“昇格”したが、おかずは前日同様に刻まれていた。この日、明日25日午前中の退院が決まった。夕方、尿の管理から開放され、点滴の終了も告げられた。 入院7日目、退院日の24日の朝食は、7分粥になり、おかずは刻まれず、形のあるものが出た。退院に当たって、担当医から①今週末まではお粥を食べ、週明けから普通食に切り替える②今週一杯は酒を控える―などの注意が与えられた。運動など特に制限はなく、普段どおりの生活をしていいとのこと。 「再発する可能性はありますか」と担当医に質問してみた。「再発しない場合もあるし、する場合もある。癖になる人もいる」との答えが返ってきた。「腸閉塞ってどんな病気?」によれば「一般的な予防法ない」という。どうやら、再び痛い思いをしないようにするためには、腸に負担を掛けないよう、普段からの自己管理が要求されるようだ。 ▽人生、何が幸いするか分からない 腸閉塞に関してはほとんど知識が無かったが、結構、怖い病気で、手術が必要だと漠然と思っていた。だから、入院が決まった時点で「絶食と点滴で様子を見る」と言われ、意外な感じがした。 ただし、実際には絶食と点滴で症状が改善しない場合は、鼻からチューブを入れて腸内を減圧したり、実際に手術をすることもある。 最初に「運の悪いことに(個人)病院の玄関に『本日休診』」と書いたが、実は運の悪いことではなかった。個人病院ではレントゲンや血液検査の結果をリアルタイムで把握することはできない。例え、腸閉塞の可能性を診断できても早期の処置が困難だ。処置が遅れれば遅れるほど症状は悪化し、回復が困難になる。人生、何が幸いするか分からない。 【腸閉塞とは】(「腸閉塞ってどんな病気?」より抜粋) (症状) 何らかの原因で、腸の中で食べ物や消化液など内容物の流れが止まってしまう状態。腹痛、おう吐、便が出ない、ガス(おなら)が出ない、お腹がはるなどの症状が出る。腸管に消化液が貯まったまま再吸収されないため、脱水と電解質異常(ナトリウムや塩素、カリウムなどのバランスが崩れる)が現われる。重篤になるとショック状態や意識障害を起こすこともある。 (治療法) ①治療の基本は絶食と点滴 絶食と点滴による水分・電解質の補給が必要となるため、通常は入院治療 ②チューブで減圧 腸管の減圧のためのチューブを鼻から通します。 こうした方法で治療できるのは1週間程度 ③改善に時間かかれば手術 (予防法) 一般的な予防法ない。消化のよい食事をとる、時期を逸せずに治療に入ることが何よりも大事です。排便・排ガスの停止をともなう腹部膨満や腹痛、おう吐が気になるときは、我慢せず、早めに受診しましょう。
by kitakamayunet
| 2014-03-28 08:09
| 唯我独尊(コラム)
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Tracked
from 北鎌倉湧水ネットワーク
at 2014-03-30 07:54
タイトル : 食べたい物を食べられることの幸せ:腸閉塞緊急入院記②
お腹が張って焼けるように痛い!【腸閉塞緊急入院記①】 今後は30回噛んで食べることと節酒の実践を決意 「30回噛んで食べなさい」。健康法でたびたび登場する言葉だ。たまに実戦するがだいたい三日坊主で終わるのが常だった。しかし、4日間の点滴と絶食後、入院5日目の朝食に三分がゆが出たとき、この言葉を思い出し、少しずつゆっくり噛んで胃の中に入れた。 マスメディアの世界で、締め切りに追われた生活を長年送ってきたせいで、自慢するわけではないが相当な「早飯」である。しかも、普通の人より大食漢である。で...... more
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