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「明月荘わかたけの会」のメンバーによる間伐竹の片付け 7月12日の午前中、あじさい寺で有名な北鎌倉・明月院にほど近い、和風庭園と茶室を備えた戦後初期を代表する住宅遺構・明月荘(神奈川県鎌倉市山ノ内234、旧石橋又義邸、現在は神奈川県が所有)を訪れた。目的は明月荘の再開、再利活用の実演を目指して活動している市民団体・北鎌倉明月荘の会(小林紘子代表)による手入れの様子を写真撮影するためだ。 【明月荘定例手入れ日】 ◇定例手入れ 毎月第2、第4金曜日、第2土曜日(雨天中止)10:00~12:00 ※初めての方は9時に明月荘門前集合 ◇連絡先 神奈川まちづかい塾 小林(電話)045-335-7411 kanagw_juku@yahoo.co.jp 北鎌倉明月荘の会 川上(電話) 0467-46-4671 広瀬(電話)0467-44-9674 明月荘の再開に向けた経緯については下記の北鎌倉明月荘県民協働事業をご覧いただきたい。現在、近隣住民有志、鎌倉風致保存会、北鎌倉まちづくり協議会、緑のダム北鎌倉、鎌倉邸園文化クリエーションなどとともに北鎌倉湧水ネットワークもこの事業に協力している。時間的に余裕があれば、作業に加わりたかったが、このところ畑の野菜の手入れが疎かになっていたので、1時間ほど明月荘にとどまり、後ろ髪を引かれる思いで畑に向かった。 昨夏から若い力も手入れに加わった。NPO法人緑のダム北相模とパートナーシップを結ぶ学生連合サークル「Forest Nova☆」の一部のメンバーが、緑のダム北相模の紹介で、明月荘に手伝いに来るようになった。そして、今年の4月からは「Forest Nova☆」から“独立”して「明月荘わかたけの会」という名称になった。 竹チッパー(粉砕機)は「みどりショップの会(代表:前田陽子)」から「北鎌倉明月荘の会」に贈呈された。竹チッパーを使用しているのは北鎌倉湧水ネットワーク・里山インストラクターの皆さん。 【北鎌倉明月荘県民協働事業】(神奈川県公式HPより転載) 明月荘とは ◇明月荘は、戦後すぐに、北鎌倉に個人の住宅として建築された戦後初期を代表する住宅遺構であり、広大な和風庭園と茶室を伴う、歴史的に価値のある貴重な建造物です。 ◇この土地にマンション建設計画が持ち上がったことを機に、昭和50年代に神奈川県が周囲の山林を含めて緑地として保全することを目的に購入しました。 ◇昭和54年から鎌倉市が県の許可を得て、社会教育施設として市民に開放していましたが、老朽化により平成22年7月末で施設を閉鎖しました。 ◇その後、関係機関の間で、その取扱いについて検討してきましたが、従前から庭園や周囲の山林の維持管理にご協力をいただいていたボランティア団体である「神奈川まちづかい塾」から、自らが中心となって明月荘の建物を修繕し、庭園や周囲の山林を含めて一体的に保全し、利活用していきたいとのお話があり、県はこれを受けて、平成25年4月に協定を締結し、協働で保全していくこととなりました。 明月荘の保全のため、神奈川県はボランティア団体等との協働事業を実施中です ◇神奈川県横須賀三浦地域県政総合センターは、協定に基づき、神奈川まちづかい塾やこれと連携する北鎌倉明月荘の会等と協働して、明月荘の保全に取り組んでいます。 ◇明月荘は現在、一般開放していません。明月荘で開催されるイベントに参加することで、敷地内をご覧いただけます。また、明月荘で行われる各種イベントでは修繕資金のための募金活動を行っており、ご趣旨に賛同していただける方は募金へのご協力をお願いします。 ◇明月荘の庭園や山林の管理に関するボランティアに興味がある方は、こちらまでお問い合わせください。 神奈川まちづかい塾 小林(電話)045-335-7411 kanagw_juku@yahoo.co.jp 北鎌倉明月荘の会 川上(電話) 0467-46-4671 広瀬(電話)0467-44-9674 【注】神奈川まちづかい塾と北鎌倉明月荘の会の役割分担 現時点での協働事業協定全体の市民側の管理責任者は、神奈川まちづかい塾。運用面で「北鎌倉まちづかい塾」は主に建物保全、「北鎌倉明月荘の会」はみどり保全を担当している。
by kitakamayunet
| 2014-07-14 15:53
| 鎌倉の美しい里山継承PJ
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