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無門関第十六則 鐘声七篠:第78回円覚寺夏期講座第四日 北鎌倉の夏の風物詩「第79回 円覚寺夏期講座」が7月19日(金)~22日(月)まで4日間開催された。今年こそ、第1時限の横田南嶺円覚寺派管長の無門関提唱をすべて受講しようと思っていたが、初日は残念ながら北鎌倉湧水ネットワークの六国見山森林公園の7月定例手入れ日と重なってしまった。やむなく2日目、3日目、最終日3回の受講となった。第三土曜日を六国見山森林公園の定例手入れ日に設定している限り、フル受講は無理のようだ。 横田管長の説法は昨年からルーティンがあり、今年も同様だった。来年以降も変わらないだろう。冒頭、延命十句観音経を読み、最後に延命十句観音和賛を読む。延命十句観音経を読むと「まず合掌しましょう。両手を胸の前で合わせ、顎を引いて、目を閉じ、腰を突き出し、背筋は伸ばしてください」。「生まれたことの不思議に感謝しましょう」。「次にこれまで生きてことの不思議に感謝しましょう」「最後に今ここで巡り合えたことのご縁の不思議に感謝しましょう」。 この瞬間、冷たいシャワーを浴びたように身が引き締まる。問題は「不思議に感謝」が夏期講座の時だけに終わってしまうことである。日頃から感謝の念を持ち続けることが大切だ。そのためには、自分なりの工夫が必要となってきた。 さて、この日の横田管長の説法(「無門関 第十八則 洞山三斤」は仏道の最大のテーマ「仏とは何なのか?」だった。洞山老人は洞山守初禅師のこと。中国唐代末の大禅家で、雲門宗の開祖である雲門文偃(うんもんぶんえん)禅師の弟子。横田管長は「仏とは「夜回り」先生こと、(2時限目に講演する)水谷修先生のことだ」と言い切った。 不明を恥じたい。これまで水谷さんのことはあまりよく知らなかった。しかし、速射砲のごとく話すスピードと体験に裏打ちされた言葉の力強さに驚かされた。胃ガンにも冒されているという。言葉が痛いほど体と心に突き刺さってきた。横田管長の「仏とは水谷先生」と話した意味がわかった。水谷さんは命を削りながら生きている。凄い生き方だ。 【無門関 第十八則 洞山三斤(とうざんさんぎん)】 洞山和尚、因(ちな)みに僧問う。如何なるか是れ仏。山云く、麻三斤。 無門日く、洞山老人、些の蚌蛤(ぼうごう=ハマグリ)禅に参得して、纔(わずか)に両片を開して、肝腸を露出す。然も是の如くなりと雖(いえど)も、且(しばら)く道(い)え、甚(いず)れの処に向って洞山を見ん。 頌に日く、 突出す麻三斤、 言親しくして意更に親し。 来って是非を説く者、 便ち是れ是非の人。 【水谷修さんのプロフィール】(水谷修オフィシャルウェブサイトより転載) 1956年、横浜に生まれる。少年期を山形にて過ごす。 上智大学文学部哲学科卒業。横浜市にて、長く高校教員として勤務。12年間を定時制高校で過ごす。 教員生活のほとんどの時期、生徒指導を担当し、中・高校生の非行・薬物汚染・心の問題に関わり、生徒の更生と、非行防止、薬物汚染の拡大の予防のための活動を精力的に行なっている。 また、若者たちから「夜回り」と呼ばれている深夜の繁華街のパトロールを通して、多くの若者たちとふれあい、彼らの非行防止と更生に取り組んでいる。一方で、全国各地からのメールや電話による様々な子どもたちからの相談に答え、子どもたちの不登校や心の病、自殺などの問題に関わっている。 その現場での経験をもとに、専門誌や新聞、雑誌への執筆、テレビ、ラジオなどへの出演、日本各地での講演などを通して、子どもたちが今直面している様々な問題について訴えている。 現在、花園大学客員教授、上智大学非常勤講師。 2014年4月より、毎週火曜日、テレビ朝日「ワイドスクランブル」に、レギュラーコメンテーターとして、出演。
by kitakamayunet
| 2014-07-23 12:32
| 現代に生きる禅の精神
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Tracked
from 北鎌倉湧水ネットワーク
at 2015-07-29 09:00
タイトル : 無門関第二十一則 雲門屎橛 第80回円覚寺夏期講座初日
無門関第十八則 洞山三斤:第79回円覚寺夏期講座第2日 「宗教とは命の大切さを教えることだ」(横田南嶺円覚寺派管長) 7月19日(日)~22日(水)まで4日間開催された「第80回 円覚寺夏期講座」の初日を受講した。第1時限の横田南嶺円覚寺派管長の無門関提唱は第二十一則・雲門屎橛。「雲門、因みに僧問う、如何なるか是れ仏」「門云く、乾屎橛(かんしけつ)」 「仏は乾いた棒状の糞」というだ。わたしの理解を遥かに超えた驚くべき公案だ。 横田管長の説法はいつものように「まず合掌しましょう。両手を胸の...... more
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