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蔓に絡まれ山桜あわや“窒息死” 7・9六国見山臨時手入れ 8月5日午前8時半から午前11時まで、北鎌倉湧水ネットワーク・里山インストラクターの川上克己さんと葉山厚さんの3人で六国見山森林公園の臨時手入れを実施した。事前に作業分担をしておいた。川上さんが植樹したイロハモミジとヤマザクラ周辺の下草刈りをし、葉山さんが日陰を作っているエノキの伐採。 エノキは中心が腐っていた このエノキは枝を大きく広げ、このままでは植樹したヤマザクラの成長を阻害する可能性がある。エノキの伐採に関しては7月25日、六国見山森林公園で鎌倉市公園協会と現地協議を行った際、伐採の了解を得た。 作業前 作業後 通りかかった近隣の人が急遽、助っ人に 植樹したイロハモミジとヤマザクラ周辺は、約1ヶ月前に簡単に下草刈りをした。そして、絡み付いていたオニドコロ、ヤマノイモ、ヤブガラシなどのツル類を根元から切り、取り外しておいた。 下草刈り後 ところが驚くべき生命力で、続々と復活し、イロハモミジとヤマザクラをぐるぐる巻きにして締め上げていた。イロハモミジとヤマザクラを植樹した場所はかつての段々畑。戦後の拡大造林政策でスギを植えたが、手入れ放棄でアズマネザサやツル類に占拠され、スギが消滅してしまったと推定される。下草刈りの結果、空き地が出現したので、保水力維持と景観アップのためにイロハモミジとヤマザクラを植樹した。 この日は作業の柱がツルの処理だったので「特定非営利活動法人 山崎・谷戸の会 会報 第62号」に掲載されている「谷戸の自然だより」という記事の内容がひとしきり話題になった。山崎・谷戸の会は歴史も古く、活動実績もあり、北鎌倉湧水ネットワークも実際の活動に当たって、多くのヒントをいただいた。友人、知人もいる。 その団体の会報に「~生態系から観た、雑木林の手入れの基本 その5~」という見出しで「ヤブガラシとトコロ:かなり伸びるツル草ですが、クズやカナムグラほどには影響を与えません。昆虫には役立つ植物なので、適度に刈るとよいでしょう」と、手入れ現場の空気とは相容れない間の抜けたことが書いてあった。 雑木林の手入れの基本はまず、ツルを切ることから始まる。ヤブガラシは名前のとおり、藪を枯らしてしまうほど繁茂して覆ってしまうことから名づけられた。写真のようにオニドコロはイロハモミジをぎゅうぎゅう締め上げており、イロハモミジの「命」はまさに風前の灯だ。筆者が誰かは知らないが、実際は雑木林を手入れした経験がない、相当の“昆虫オタク”のようだ。 同じ木にヤマノイモとオニドコロが巻きついていた。見分け方の復習になった。 ヤマノイモ オニドコロ *ヤマノイモとオニドコロは蔓性(ツル性)で、葉だけ見ても一瞥では区別が付かない。しかし、詳しく観察するとヤマノイモの葉は対生しており、オニドコロは互生している。ヤマノイモの葉は細長いハート形、中程が若干膨らむ。オニドコロはハート形、耳部が張り出す。蔓の巻き方でも区別できる。向かって左下方から右上方に巻いているのがナガイモでトコロの蔓の巻き方はその反対だ。 休憩時の水分補給はスイカ。4日に帰省した際、姉が育てたスイカをいただいてきた。甘さが十分あり、美味しかった。
by kitakamayunet
| 2014-08-10 11:08
| 鎌倉の美しい里山継承PJ
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Tracked
from 北鎌倉湧水ネットワーク
at 2014-08-17 15:50
タイトル : 新助っ人は若きオオタカ研究者:8月六国見山定例手入れ
モミジに絡みつくオニドコロに辟易8・5六国見山臨時手入れ 8月16日午前8時半から午前11時まで、猛暑の中、北鎌倉湧水ネットワークは六国見山森林公園の8月の定例手入れを実施した。作業場所と作業の内容は高野台自治会5班の皆さんのお宅の道路を挟み、上方にある杉林のカラスザンショウの刈り取りと枯れ木などの処理。 この日の作業には嬉しいことに新しい助っ人が登場した。慶應義塾大学環境情報学部2年夏川遼生さんと、4月の定例手入れに参加してくれた若林将則さんがお友だちと一緒に参加してくれた。わたした...... more
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