5団体がっちりとスクラム！北鎌倉さとやま連合会発足8・24

北鎌倉さとやま連合会設立で記者会見：8・20鎌倉市役所
松尾崇鎌倉市長から祝電
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　撮影：島村国治

　北鎌倉を拠点に活動を続けてきた市民団体の台峯緑地保全会（梅沢徳夫代表）、北鎌倉まちづくり協議会（守屋弓男代表幹事）、北鎌倉明月荘の会（小林紘子代表）、北鎌倉湧水ネットワーク（野口稔代表）、緑のダム北鎌倉（兼松まゆみ代表）の５団体は８月２４日、台峯の麓の川上克己邸（鎌倉市台）で「北鎌倉さとやま連合会」設立総会を開催し、規約、役員人事、運動方針を承認し、正式に発足した。

＊問い合わせ先電話番号
北鎌倉さとやま連合会事務局（斎藤方）０４６７－２２－４６９３

　総会の冒頭、松尾崇鎌倉市長から寄せられた「本日は、北鎌倉さとやま連合会発足の発足、誠におめでとうございます。また、発足に際し『山上剛アコースティックコンサート』が開催されますことを心からお慶び申し上げます。本日は出席がかなわず誠に残念でございますが、貴連合会のご発展と、本日のコンサートのご成功、また、ご参加の皆様のますますのご健勝をお祈り申し上げます」との祝電が読み上げられた。

　総会では代表に梅沢徳夫氏（台峯緑地保全会）、事務局長に斎藤博子氏（北鎌倉まちづくり協議会）総務担当役員に守屋弓男氏（北鎌倉まちづくり協議会）、企画担当役員に川上靖治氏（北鎌倉明月荘の会）、広報担当役員に野口稔氏（北鎌倉湧水ネットワーク）、渉外担当役員に川上克己氏（台峯緑地保全会）、会計担当役員に兼松まゆみ氏（緑のダム北鎌倉）の就任が決定した。会計監査は個人の資格で渡辺公子氏（鎌倉市市民活動センター運営会議）が担当する。

　今後、５団体は「荒廃した鎌倉の里山の再生」という統一目標の達成に向け、それぞれの独自性を尊重しながら、①北鎌倉を中心とした鎌倉の里山の手入れ②里山に関する調査・研究、情報交換、提言③活動への理解、支援を得るためのイベントの開催―などの事業を協力して展開していく。

　緊急のテーマとしてはタイムリーな情報発信による活動の広がりを図るために、１０月をめどに北鎌倉さとやま連合会の公式ホームページに立ち上げに取り組む。発足後間もないので活動資金がほとんどないため、活動資金を得るために鎌倉市市民活動センター運営会議のＮＰＯ支援かまくらファンド（応募受付期間：９月８日から同月３０日、公開審査会：１１月３日）に応募する。

　　「北鎌倉さとやま連合会」設立によって、構成団体の活動の活性化が期待できると同時に市民の皆様の里山の手入れの参加も容易になると考えられる。例えば台峯緑地保全会は台峯、北鎌倉湧水ネットワークは六国見山森林公園、北鎌倉明月荘の会は明月荘で、毎月定例手入れを実施しているが、それぞれの定例手入れ日の参加者に別の構成団体の活動日や活動内容を知らせることで、参加者には里山の手入れへの選択肢が広がる。

【北鎌倉さとやま連合会・構成各団体の定例作業日】
◇台峯緑地保全会　　　　　　第２、第４火曜日と第４日曜日
◇北鎌倉湧水ネットワーク　　第３土曜日（臨時手入れ随時）
◇北鎌倉明月荘の会　　　　　第２、第４金曜日と第２土曜日

　＊「北鎌倉さとやま連合会」は団体参加が原則です。個人はサポーターとして、台峯緑地保全会、北鎌倉湧水ネットワーク、北鎌倉明月荘の会の定例手入れに参加していただくようお願いします。