カテゴリ
全体 花の里山六国見山(設立25周年企画) プロフィール 会則 里山再生は究極のSDGs 速報 講演・寄稿・メディア シリーズ・団塊世代 春夏秋冬 レヴィン文化財プロジェクト 無名人からの伝言 式年東大社銚子御神幸祭 シリーズ「里山ってなんだ!」 鎌倉の美しい里山継承PJ 東庄と鎌倉 鎌倉の世界遺産登録 ガイドブック・プロジェクト 東日本大震災 鎌倉団塊プロジェクト 団塊探偵団(神奈川新聞) 唯我独尊(コラム) 現代に生きる禅の精神 野口農園 交遊録 台峯&マンション問題 インターネット新聞JANJAN Yahoo!セカンドライフ 大船観音前マンション建設 洞門山宅地開発問題 北鎌倉テニスコート築造問題 北鎌倉の恵みプロジェクト 個性派ショップの優れもの BOOK mixi入口 イベント案内 北鎌倉匠の市・展 イベント月別一覧 リンク 北鎌倉グルメ散策 北鎌倉でお買い物 男の料理教室 璃史写真館(非公開) 発見!体験!もう一つの鎌倉 六国見山日照権伐採 「元治苑」にマンション建設 璃史&七緒(非公開) 里山・六国見山と生物多様性 未分類 タグ
六国見山
里山再生
有機無農薬栽培
循環資源
循環農法
円覚寺裏山
北鎌倉
円覚寺
まちむら交流きこう
鎌倉アジサイ同好会
里山
森林・山村多面的機能発揮対策交付金
間伐材
新型コロナウイルス
地ビール
夫婦桜
ヤマザクラ
日本さくらの会
台風15号と19号
ヒノキの器
以前の記事
お気に入りブログ
最新のコメント
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
無門関第十八則 洞山三斤:第79回円覚寺夏期講座第2日 「宗教とは命の大切さを教えることだ」(横田南嶺円覚寺派管長) 7月19日(日)~22日(水)まで4日間開催された「第80回 円覚寺夏期講座」の初日を受講した。第1時限の横田南嶺円覚寺派管長の無門関提唱は第二十一則・雲門屎橛。「雲門、因みに僧問う、如何なるか是れ仏」「門云く、乾屎橛(かんしけつ)」 「仏は乾いた棒状の糞」というだ。わたしの理解を遥かに超えた驚くべき公案だ。 横田管長の説法はいつものように「まず合掌しましょう。両手を胸の前で合わせ、顎を引いて、目を閉じ、腰を突き出し、背筋は伸ばしてください」「生まれたことの不思議に感謝しましょう」「次にこれまで生きてことの不思議に感謝しましょう」「最後に今ここで巡り合えたことのご縁の不思議に感謝しましょう」からスタートした。 今年は6月6日に長崎から義父や義母の両親らのお墓を、円覚寺の塔頭・龍隠庵に移した。さらにはこの直後の6月10日、父親のような存在でもあった義兄が亡くなった。横田管長の言葉が深く心に染みた。 「無門関第二十一則 雲門屎橛」の理解を助けるために横田管長は、小児ガンの一種の神経芽細胞種=神経芽腫を発病し、11歳で短い生涯を終えた小学生の詩「電池が切れるまで」と相田みつをの詩「現代版禅問答」を紹介してくれた。 「電池が切れるまで」 命 宮越 由貴奈(小学四年) 命はとても大切だ 人間が生きるための電池みたいだ でも電池はいつか切れる 命もいつかはなくなる 電池はすぐにとりかえられるけど 命は簡単にはとりかえられない 何年も何年も 月日がたってやっと 神様から与えられるものだ 命がないと人間は生きられない でも 「命なんかいらない。」 と言って 命をむだにする人もいる まだたくさん命がつかえるのに そんな人を見ると悲しくなる 命は休むことなく働いているのに だから 私は命が疲れたと言うまで せいいっぱい生きよう 相田みつをの「現代版禅問答」 「ほとけさまの教えとは なんですか?」 ゆうびん屋さんが困らないようにね 手紙のあて名をわかりやすく正確に書くことだよ 「なんだ、そんなあたりまえのことですか」 そうだよ そのあたりまえのことを こころをこめて実行してゆくことだよ そして横田管長は「宗教とは何か。人間として大切なものを教えることだ。大切なものとは命である。しかし、命の元は不思議で、不可思議。いくら考えても分からない『大いなる存在』だ。感じることはできても理解することは無理である」と畳み込み、本題の「無門関第二十一則 雲門屎橛」の解説をしてくれた。懇切丁寧に説明してもらったが、凡人の悲しさで「分かったようでやはりよく分からなかった」というのが、今年の夏季講座の受講結果だった。 無門関第二十一則 雲門屎橛 雲門、因みに僧問う、如何なるか是れ仏。 門云く、乾屎橛(かんしけつ)。 雲門曰く、家貧にして素食を弁じ難く、事忙しうして草書するに及ばずと。動もすれば便ち屎ケツを将ち来って、門をささえ戸をささう。仏法の興衰見る可し。 頌に曰く、 閃電光(せんでんこう)、撃石火(げきせっか) 。眼(まなこ)を貶得(さっとく)すれば、已(すで)に蹉過(さか)す。 *雲門文偃(うんもんぶんえん、864~949)。唐代の禅僧。雪峰義存(822~908)の法嗣。雲門宗の始祖と称される。 *乾屎橛(かんしけつ):乾いた棒状の糞。従来はクソ掻きベラとされていたがクソ掻きベラではなく乾いた棒状の糞が正しい。 (無門関:その1: 1~24則より) 【ご参考】 無門関を読み解く http://mumonkan.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-52ac.html
by kitakamayunet
| 2015-07-29 09:00
| 現代に生きる禅の精神
|
Trackback(1)
|
Comments(0)
Tracked
from 北鎌倉湧水ネットワーク
at 2015-07-31 21:25
タイトル : 「密度濃く生きたい」田部井淳子さん=円覚寺夏期講座から
無門関第二十一則 雲門屎橛 第80回円覚寺夏期講座初日 大盛況!会場の方丈に入れ切れない聴衆のためにテント席が用意された 7月19日(日)に開催された「第80回 円覚寺夏期講座」の初日の第2時限の登山家・田部井淳子さんの講演「世界の山々をめざして」に深い感銘を受けた。講演はこれまで聴いた円覚寺夏期講座の中で最高レベルだったとわたしは思う。 登山の条件が今よりもはるかに厳しかった1975年、エベレスト日本女子登山隊副隊長兼登攀隊長として、世界最高峰に女性世界初の登頂に成功した時の写...... more
|
ファン申請 |
||