蓼沼誠一さん主宰の「男の料理教室」ゲストに９・２２

ニンニク加温法とガンを消す食材別レシピ：腫瘍マーカー狂想曲（下）

　９月２２日、料理研究家で画家の蓼沼誠一さんが主宰する「男の料理教室」（開催場所・鎌倉市社会福祉協議会）に、高校で「食育」の特別授業を担当しているＮＰＯ法人・鎌倉市市民活動センター運営会議の渡辺公子理事長とともにゲストに招かれた。

　この日の「男の料理教室」訪問のきっかけは、数日前に蓼沼さんからいただいた腫瘍マーカー狂想曲で振り回されたことへの激励の電話だった。腫瘍マーカー狂想曲に関しては渡辺理事長から聞かされたとのこと。蓼沼さんは現在、食事療法（「ガンを消す食材別レシピ」＝済陽高穂監修、主婦と生活社　1,200円）と化学療法を組み合わせ、ガンと闘っている。その前向きな姿を心に刻むことで、腫瘍マーカー狂想曲に揺れた２か月間を精神的に大きく落ち込むことなく乗り切ることができた。

　誰でも分かる「がん発生のメカニズム」によれば、がん細胞は日々、人間の体の中でつくられており、それをがんとして発症させないのが自己免疫力なのだという。「ガンを消す食材別レシピ」は自己免疫力を高めるための食材を使った食事を提案している。食事後のゲストスピーチでは腫瘍マーカー狂想曲について簡単に触れ、食事の大切さを強調した。

　この日の「男の料理教室」のメニューは「豚ロース肉と野菜のサラダ」、「鶏肉とゴーヤともやしの豆板醤炒め」「海老とコーンの包み揚げ」、海草類がたっぷりのお汁だった。酷暑を乗り切った体を労ることがテーマで、自己免疫力を高める食材がたっぷり入っていた。

　「男の料理教室」に招かれたときは、いつも自家製の野菜を持参しする。しかし、今回は野菜の端境期で手持ちする野菜が皆無だった。そこで、せっかくの機会なので１１月１５日に開催する「第十回鎌倉芸術祭参加企画　文化振興、まちづくり協力　石田泰尚・山本裕康デュオ・リサイタルｉｎ建長寺Ⅳ」のチラシ２００枚を持参し、広報させてもらった。