六国見山夫婦桜六分咲き、見ごろは今週末か3・21

雨中、イロハモミジ植樹、累計177本に：3月六国見山定例
早くもヤマザクラの花見を楽しむ市民の姿

３月２１日、六国見山森林公園のシンボルツリー夫婦桜の夫桜が早くも六分咲きになっていた。多分、今週末に見頃を迎えるだろう。この夫桜が鎌倉一のヤマザクラの名所・六国見山森林公園で最初に咲き、北鎌倉に春を告げる。 “控えめ”な妻桜は例年だと夫桜より約１週間遅れて咲く。このパターンなら見頃は来週末。この時期、展望台周辺のヤマザクラも満開になるだろう。

　４月２日に北鎌倉匠の市同時開催イベント「北鎌倉ウォッチング―探訪！六国見山のシンボルツリー『夫婦桜』」の開催を予定している。このまま推移すると夫桜は散ってしまって、葉桜の状態になっていると予想されるが、妻桜と周囲のヤマザクラの“競演”が期待できるだろう。この日に備えて、下草刈りや間伐を進めてきた。今年の六国見山森林公園のヤマザクラのお花見は、これまでにない素晴らしい状態で堪能できるだろう。

　３月２１日、早くもヤマザクラの花見を楽しむ市民の姿があった。手入れ前はアズマネザサ、アオキなどの常緑樹、蔓に覆われていた場所で、人間が入り込めなかった。

　　明るくなった六国見山森林公園には人だけでなく野鳥も数多く飛来するようになった。この日もたくさんの種類の野鳥の姿を確認した。
コゲラ　

ヤマガラ

メジロのつがい
　
シジュウカラ