炭火焼き焼き鳥、あっという間に完売：第３回山の恵みに乾杯！

12・10紅葉の美しい大人の隠れ家で第３回山の恵みに乾杯
紅葉を愛でながら“大人の隠れ家”で楽しい語らい

　初冬の柔らかな日差しを受けて“大人の隠れ家”の庭の紅葉が一段と美しい輝きを増した。訪問者はそれを愛でながら、森の恵みに舌鼓を打ち、街の喧騒から遮断された異次元の世界で幸せな週末の一時を過ごした―。

　１２月１０日、「ギャラリー檜松」（ひしょう、ギャラリー兼松）で、小さなマルシェ・第３回「山の恵みに乾杯！」が開催された。北鎌倉湧水ネットワークは六国見山湧水仕込み地ビール「北鎌倉の恵み」、六国見山森林公園の間伐材を原料にした炭（災害備蓄・土壌改良炭「北鎌倉の恵み」）、災害備蓄・土壌改良炭「北鎌倉の恵み」を使って、野口農園で有機・無農薬（原則）で栽培している長ネギ、青クビダイコン、聖護院ダイコンを出展した。

　同時に災害備蓄・土壌改良炭「北鎌倉の恵み」）を燃料にした炭火焼き焼き鳥（ねぎま、塩、数量限定３０本）を試験的に販売した。鶏肉はモノレール西鎌倉駅前の北村牛肉店の国産鶏肉を使用、長ネギはもちろん自家製だ。炭火焼き焼き鳥の人気は圧倒的で、発売を開始して１時間を過ぎた正午過ぎには完売した。続いて長ネギ、青クビダイコン、聖護院ダイコンもほどなく完売した。

　早期完売を想定し、ウインナを持参し、炭火焼きにして提供したが、こちらも完売した。参加者の中でねぎまのネギが美味しい、との声が上がり、焼き鳥が完売した後、購入したネギを炭火焼きにして、これを肴にして日本酒の盃を傾ける姿も見受けられた。


　災害備蓄・土壌改良炭「北鎌倉の恵み」の原料となった炭は本来ならば六国見山森林公園で野ざらしにされ、朽ち果てる運命にあった。しかし、炭に生まれ変わることで、新しい役割を持つことができた。地ビール「北鎌倉の恵み」に使用されている水も六国見山森林公園の森が育んだ。

　NPO法人游風が販売している和器、La-Muga（ラ ムガ）のお皿の原料も六国見山森林公園の間伐材だ。山に経済を戻す！確固としたコンセプトでスタートした「「山の恵みに乾杯！」は、環境に過剰な負荷をかけない、「無」から「有」が生まれる循環の世界の体現でもある。

NPO法人游風の和器

La-Muga（ラ ムガ）のお皿

　同窓生懇談。この２枚の写真は一橋大学のＯＢ・ＯＧ組織である如水会鎌倉支部のメンバーである東塚治君が撮影した。東塚君とは大学で同期。一枚目に写っているのは平尾光司元如水会鎌倉支部長。炭を燃やして暖をとった。火は人と人との交流をより暖かで楽しいものにする。

【「第３回　山の恵みに乾杯！」】
開催日程：2016年12月10日
開催時間：午前11時～午後3時まで
開催場所：ギャラリー檜松（ひしょう）
アクセス：JR鎌倉駅・江の電鎌倉駅西口より徒歩5分
主催者　：北鎌倉湧水ネットワーク　緑のダム鎌倉
問合せ先：兼松：090-5765-7501
出展者　：鎌倉すざく、無農薬農家、盆栽屋粋、北鎌倉湧水ネットワーク、緑のダム鎌倉、NPO法人游風、明月荘わかたけの会、神奈川県建具組合、La-Muga（ラ ムガ）、禅政庵、陶芸等
出店内容：炭商品、食品、無農薬野菜、家具、地ビール、漆器、陶芸、雑貨等