2・11「意見を聴く会」は保存が多数：緑の洞門通行禁止

下りホーム臨時改札口の運用時間拡大へ：緑の洞門通行禁止
　2月11日に開催された「北鎌倉隧道（緑の洞門）が存在する尾根の文化財的価値の保全方針（案）について」に市民の意見を聞く会の結果報告が、北鎌倉緑の洞門を守る会の出口茂代表からメールで寄せられた。それによると「参加した21名の市民がそれぞれ意見表明。そのうち15名の発言は、緑の洞門（北鎌倉隧道）を含む尾根筋の文化財的価値、その保存をもとめるものだった」という。

【出口代表からの報告】
　2月11日（土）午後1時30分～3時30分、市役所第4分庁舎823会議室にて、「意見を聴く会」が開催され26名が参加しました。参加され、意見表明された方々お疲れさまです。
2017年2月16日（木）　出口茂

　正面に「北鎌倉隧道安全対策検討委員会」の澤田正昭委員長と西村和夫副委員長が座り、事務局のトンネル技術協会の司会で始まりました。まず澤田委員長の挨拶があり、それに続き、司会から会の進め方や注意がありました。

　ついで、議題の「北鎌倉隧道が存在する尾根の文化財的価値の保全方針（案）について」に関し、事務局からプロジェクターを用いて、1月30日の第2回委員会に提出された資料の説明がなされました。

　それを受け、参加した21名の市民がそれぞれ5分間程度（以内）の意見表明を繰り広げました。そのうち15名の発言は、緑の洞門（北鎌倉隧道）を含む尾根筋の文化財的価値、その保存をもとめるものでした。

　最後に澤田委員長、西村副委員長の挨拶で終了となりましたが、全体にたくさんの保存を求める意見が様々な角度から述べられ、良かったと思います。意見表明された方々ありがとうございました。

　昨年7月8日の鎌倉市文化財専門委員会で、緑の洞門（北鎌倉隧道）を含む尾根の文化財的価値、緑の洞門の文化的景観を保存していくとされたことが原点であって、仮設工事だけでなく本設工事もこの見地に沿って計画・実施されるよう、引き続き希求していきたいと思います。

　なお、第3回委員会は、3月16日（木）に開催されますので、傍聴のほどよろしくお願い申し上げます。

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北鎌倉緑の洞門を守る会（北鎌倉史跡研究会）　代表　出口茂
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