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第15期神奈川県森林インストラクター養成講座スタート8・20 7月22日、公益財団法人・鎌倉風致保存会が主催した大本山建長寺塔頭回春院(神奈川県鎌倉市山ノ内67)が所有する山林の下草刈りに参加した。この下草刈りは鎌倉風致保存会が行っている活動の一環で「みどりのボランティア」と名づけられている。 この日、下草刈りに参加したのは現在受講中の「第15期神奈川県森林インストラクター養成講座」の一つの講座(2年次第2回)として、他団体の森林を利用した野外活動体験の参加が設定されているためだ。活動体験のリポートを提出して、2年次第2回の出席とカウントされる。 この日の参加者は55人(会員15人、一般5人、中高生10人、企業ボランティア25人)で、3班に別れ、班ごとに配置された森林インストラクターの資格を持った会員の指導の下、下草刈りを行った。 中高生 企業ボランティア 最初に準備体操 下草刈りスタート 作業終了後 1964年(昭和39年)12月に設立された鎌倉風致保存会は日本最初のナショナルトラスト団体といわれ、かつ地元でもあるので、かねてから、実践活動に参加したいと考えていた。当初は鎌倉風致保存会の誕生のきっかけとなった鎌倉の聖域である鶴岡八幡宮後背の山林「御谷」の手入れに参加を希望していたのだが、天候不良で中止になり、今回の回春院の山林の作業に参加した。 「御谷」に隣接している回春院の所有する山林は約8ヘクタールあり、鎌倉風致保存会のトラスト所有地とほぼ同じ広さだ。鎌倉風致保存会は20年前、回春院の要請を受け、回春院の山林の手入れをスタートさせた。7月22日の下草刈りの現場は杉林で、スギは戦後の拡大造林の時期に植えられたものと推定された。参加者には全員にノコギリが貸与され、アズマネザサ、アオキなどを刈り取った。 回春院の山林の手入れは、みどりのボランティアが年6回、鎌倉風致保存会の会員が毎月1回行われているそうだが、面積が広いので、手入れが下草の生長に追いつかないようだ。わたしは企業ボランティアの皆さんと一緒に作業したが、気になったのは全員が半袖で、中には半ズボン姿も見受けられたことだ。これは安全面で問題がある。
by kitakamayunet
| 2017-07-26 18:10
| 鎌倉の美しい里山継承PJ
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