柵補強とアズマネザサ根っ子処理10・21県所有竹林整備③

柵補強・間伐・チップ化：10・9神奈川県所有の竹林整備③

　北鎌倉湧水ネットワークは10月21日（土）、六国見山森林公園の定例手入れを実施、同公園近くの神奈川県所有の竹林の柵の補修・補強と危険な状態で残っていたアズマネザサの根っ子を刈り払い機で刈り取った。この日の手入れに参加したのは３人と極めて少人数。

　というのはお天気の関係で実施するかどうかの判断が難しかったからだ。前日の天気予報では午前の早い段階では曇りだが、その後は傘マークがついていた。そこで、前夜に参加予定者に「明日（21日）の午前7時の段階で雨が降っていれば中止にしたいと思います。超大型台風接近と秋雨前線の停滞で、天候の回復は望めないと考えます。もし、午前7時の段階で雨が降っていなければ、作業を行い、雨が降り始めた時点で中止にしたいと思います」とメールした。

　21日午前5時ごろ起床すると夜来の雨が止んでいた。ところが午前7時前になると小雨が降り出した。この時点で参加予定者の一人から「雨が降っているので欠席します」との電話が入った。一方で、里山インストラクターの一人からは「雨が本降りになるまで作業をしたい」という意見も寄せられた。

　斜面ではなく平地の作業で、整備対象の竹林はぬかるみもない。里山インストラクターは作業経験が豊富である。柵の補修・補強もまだ完了していない。つい最近、幼稚園児たちが竹林近くでドングリ拾いをしていた。竹林に入り込む可能性がある。そうなった時、アズマネザサの根っ子を放置しておくと危ない。迷った末、実施を決断した。

　この日の作業は雨が本降りになってきたので午前１１時前に終了した。柵の補修・補強、下刈と間伐はもう１回、作業日を設定すれば終わりそうだ。今回の一連の竹林整備は予想外にてこずった。早めに切り上げて六国見山森林公園の本来の手入れに戻りたい。