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ボクシングはモンキー(いんちき)ビジネス? 村田判定負け 「課題の分離」と「不完全である勇気」 10月22日、WBA世界ミドル級ダイレクトリマッチで、村田諒太選手は王者アッサン・エンダム選手にTKO勝ち、見事王者に輝いた。翌朝、ボクシングに造詣の深いまほろば楽団・団長の石井彰英さんから「おはようございます。村田選手、役割を果たしましたね。いくらエンダムのような3流相手とは言え、ミドルのベルトです。軽量級のベルトの10本分くらいの価値はあります。プロスポーツでの華ばかりは実力だけでは得られません。野球に例えるなら落合博満は決して長嶋茂雄にはなれません。富も名声も得てボクシングのステータス向上を果たしてもらいたいです。最後は(ミドル級最強の)ゴロフキン選手に挑戦、夢を見たいですね」というメールをいただいた。わたしは「おはようございます。村田選手はクレバーかつハートがありますね。前回の反省を生かし、見事に実践しました。そして、自分のボクシングスタイルを確立したように思いました。是非ともゴロフキン選手と対戦して欲しいです」と返信した。返信した後、わたしは村田選手がどうして自分のボクシングスタイルを確立できたのか、その理由を知りたくなった。 同時に村田選手のハートと心の持ちように興味を抱いた。エンダム選手とのとの第1戦で、不可解な判定が下され、敗者となった村田選手は普通なら怒りがこみ上げてくるはずなのに「僕自身がどう受け止めたかではない。第三者の判断がすべてですから」と淡々と感想をのべた。 また、エンダム選手に勝利した後のインタビューで、村田選手は「「“ボクシングで勝つということは相手を踏みにじって、その上に自分が立つこと。だから勝つ人間には責任が伴う”と高校の恩師が言っていた。だから彼の分の責任を伴ってこれからも戦い続けます」とも述べた。 ネットを検索した結果、わたしの疑問は、gooニュースに掲載された「負けても再び立ち上がる村田諒太。哲学者・岸見一郎への告白。」という記事を読むことで氷解した。記事は下記のような書き出しで始まっていた。村田選手は20世紀初頭に活躍したオーストリア出身の精神科医、アルフレッド・アドラーが提唱した新しい思想「アドラー心理学」、別名「勇気の心理学」の信奉者でありかつ実践者だったのだ。 初の世界タイトル戦はダウンを奪いながら、不可解なジャッジによる判定負け。国内外で議論が巻き起こった。ただ、その中で当の村田は清々しく微笑んでいる。 なぜか。 「評価するのは他者ですから。アドラーが言うように他者をコントロールすることはできない。課題の分離ですよ」 その言葉の答えは4月13日に発売されたNumber925号「嫌われる勇気」で実現したアドラー心理学をめぐる哲学者との対談にあった。静かで強い村田の胸の内を探るべく、全文を再録する。 本文には次のような記載があった。 *岸見「アドラーは、不完全である勇気、という言い方もします。そういう自分を受け入れていく勇気ということです」 村田「不完全である勇気!」 岸見「完全な人はいない。不完全な面も、ありのままの自分を受け入れる。そしてそれができている人に勇気をもらう。アドラーは、勇気は伝染するとも言っています」 プロ入りしてから村田が悩んでいたこととは? 村田「プロに来てから悩んでいた時期がありまして。自分にないものを足そう足そう、としていたんです。僕の強みはパンチ力や、ガードの堅さ、前に出る強さやハート。そこに自分にないスピードなんかを足そうとしていた。六角形とかの戦力パラメータがあるとして、それを綺麗な形に整えることに、トレーニングのほとんどを割いていました。でも、それをやめてから内容が良くなってきたんです。結局、パラメータの飛び出しているところで勝負すればいいんだと。それで少し吹っ切れたんです」 岸見「そう、与えられたものをどう使うか、ということですよ」 村田「おっしゃるところの自己受容ですね」 *岸見一郎(きしみいちろう) 1956年、京都府生まれ。京都大学大学院博士課程満期退学。西洋古代哲学と並行して'89年からアドラー心理学を研究。精神科医院などで多くのカウンセリングも行う。2部作『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』がベストセラーに。他にも『アドラー心理学入門』など著書多数。 アドラーはジークムント・フロイトおよびカール・グスタフ・ユングと並んで現代のパーソナリティ理論や心理療法を確立した1人。アドラーは説く。「自分の課題と相手の課題を分けて考える」。「課題」というのは、目の前にある問題や、やろうとしている事で、自分でコントロールできるものは「自分の課題」、相手にしかコントロールできないものが「相手の課題」だ。 ボクシングの試合では「自分の課題」は勝つために戦うこと。結果を裁くのはジャッジで、こちらはコントロール不可能な「相手の課題」だ。これは仏教の「この世の中は一切皆苦(いっさいかいく=すべてのものは苦しみである)」という教えに通じていると思う。仏教でいう「苦」とは、「苦しみ」ではなく「自分の思い通りにならない」という意味だ。人生、思い通りにならないことを自覚すれば、一瞬一瞬を大切に生きることができ、マイナスの要素をプラスの要素に転じることができる。村田選手は「相手の課題」に係わることなく「自分の課題」解決に向けて最大限の努力をした。 アドラー心理学の考え方は、『夜と霧』の著者、ヴィクトール・E・フランクル、『7つの習慣』の著者、スティーブン・R・コヴィー、『人を動かす』の著者、デール・カーネギーなど、多くの著名人に影響を与えているという。アドラー心理学は、日本では、2013年の『嫌われる勇気』の出版やテレビでの紹介により、多くの人に知られるようになった。 アドラーは次のような名言を残している。 (名言集 心を揺さぶる最高の言葉より) 「どんな能力をもって生まれたかは大した問題ではない。重要なのは、与えられた能力をどう使うかである」 「『やる気がなくなった』のではない。『やる気をなくす』という決断を自分でしただけだ。『変われない』のではない。『変わらない』という決断を自分でしているだけだ。」 「他人からの賞賛や 感謝など求める必要はない。自分は世の中に貢献している という自己満足で十分である」 「苦しみから抜け出す方法はただひとつ。他者を喜ばせることだ。自分に何ができるかを考え、それを実行すればいい」 「判断に迷ったら、より多くの人間に貢献できる方を選べばいい。自分よりも仲間たち、仲間たちより社会全体。この判断基準で大きく間違うことはまずないだろう」 「子供にとっては 家族が世界のすべてなのだ。親に愛されなければ 死ぬしかない。だから子供たちは 全力で親に愛されようとする。そのときとった命がけの戦略がそのまま性格形成につながっていく」 日本天台宗の開祖・伝教大師最澄は『山家学生式』の中で「『己れを忘れて他を利する』「忘己利他(もうこりた)」は、慈悲の極みなり」と述べている。慈悲はほんとうのやさしさや思いやりだ。「忘己利他(もうこりた)」という教えもアドラー心理学に通じるのではないかと思う。 【ご参考】 復讐ではない。自分のテニスをする―ナダルは修行僧そのもの http://kitakamayu.exblog.jp/25542836/ 再びナダル「15年の僕の問題は、ジョコビッチではなかった」 http://kitakamayu.exblog.jp/25572162/ 「受け入れ、前に進み続けろ」ナダルの言葉は心に沁みる http://kitakamayu.exblog.jp/26909098/ 【石井さんのこの記事への感想】 村田選手の掲載記事を読みました。野口さん、ボクシングお好きですねー!ボクサーの勇気って常人では持ちえない類の勇気ですよね。F原田さんは「リングに上がるのが待ち遠しくてしょうがなかった。最高に格好良い自分を大勢の人に見せられるでしょう!」とポジティブにと言っていました。
ボクシング・・・凡人の私などには到底できないと悟りました。
by kitakamayunet
| 2017-10-29 16:06
| 現代に生きる禅の精神
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