カマクラキコリス用に六国見山産ヒノキ引渡し10・31

六国見山産カマクラキコリス、本格的にネット販売開始10・15
　
　10月31日、六国見山森林公園で間伐したヒノキを、軽トラックをレンタルしてきた「La Muga」の今西知宏代表に引き渡した。引き渡したヒノキの総重量は約300キログラムで、今西代表の手によって器やアクセサリーなどの「カマクラキコリス」に生まれ変わる。今回間伐したヒノキはこれまで間伐した中で最も質がいい。木目がとても美しい。きっと素晴らしい商品ができるだろう。

　間伐したのは5日前の26日で、輪切りなどの下準備をし、搬出に備えた。26日はヒノキ以外にスギを1本間伐した。こちらはNPO法人 游風（ゆうふう）に提供するためで、使途は「鎌倉和器」用だ。ただ、残念なことにスギはシミが入り、「鎌倉和器」の材料にするのを断念せざるを得なかった。

　間伐開始。間伐は闇雲に行っているのではない。間伐するに当たっては六国見山森林公園所有者の鎌倉市、指定管理者の鎌倉市公園協会との申し合わせで、赤のテープでマーキングしておくことになっている。

【スギ】

【ヒノキ】

　六国見山森林公園は本来、段々畑と雑木林で構成された里山だ。急傾斜地が多く、運び出すのが一苦労だ。

　間伐したヒノキは直径が60センチメートルもあった。今西代表が保有している製材機が対応できるのは直径40センチメートルまでなので、それ以上は游風に引き取ってもらうことにした。ただし、この日は時間切れとなり、後日、輪切りし運び出す。放置して腐らせてしまうにはあまりにももったいない。

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