猛暑の中、チェンソー講習会実施7・14六国見山臨時手入れ

まちむら交流きこうの里山林整備交付金の採択内定6・14
チェンソーの操作の基本を説明する愛和機械の中島俊代表

　北鎌倉湧水ネットワークは7月14日、猛暑の中で六国見山の臨時手入れを行い、メーンの作業としてチェンソー講習会を実施した。このチェンソー講習会はまちむら交流きこう（一般財団法人都市農山漁村交流活性化機構）の「森林・山村多面的機能発揮対策交付金」の採択内定受けて実施した。講習会に参加したのは、北鎌倉湧水ネットワークのメンバー8人で、内訳は間伐などの際、チェンソーを扱うメンバー（5人）とチェンソーは扱わないものの間伐に協力するメンバー（3人）。講師は愛和機械の中島俊代表と神奈川県森林インストラクターの伏尾真守さんが務めた。

　講習会ではまず、講師の中島俊代表がチェンソーの操作の基本、整備と目立てについて説明してくれた。

　この後、伏尾真守さんの指導で、チェンソーを使って実際にスギを間伐した。間伐に当たっては作業者の安全確保と倒木方向をコントロールするためにチルホール（携行型ウインチ）を使った。

　図を使って受け口と追い口の説明をする講師の伏尾真守さん。

　間伐ターゲットのスギにチルホールのワイヤーロープを掛ける北鎌倉湧水ネットワークのメンバー。
　防護具で身を固め間伐開始。　間伐したスギは幹が空洞化し、将来的に強風などで倒木の危険があった。
　間伐したスギの整理。
　この日の臨時手入れには北鎌倉湧水ネットワークのメンバー以外に10人が参加し、チェンソー講習会を見学すると同時に、間伐したスギの整理を手伝ってくれた。
　間伐したスギの枝葉はチッパーで循環資源として活用するためチップ化した。　参加者に昼食としてチップなどで土壌改良した畑で収穫したナス、ピーマン、タマネギ、青唐辛子、オクラ、つるありインゲンをたっぷり入れたナポリタンを提供した。