まちむら交流機構の六国見山現地調査に立会う7・31

まちむら交流きこうの里山林整備交付金の採択内定6・14

　７月３１日、北鎌倉湧水ネットワークのメンバー４人は、まちむら交流きこう（一般財団法人都市農山漁村交流活性化機構）の担当者２人による六国見山森林公園現地調査に立ち会った。この調査は北鎌倉湧水ネットワークが応募申請していた六国見山森林公園が対象の「森林・山村多面的機能発揮対策交付金」採択内定を受けたもの。

　応募申請し、採択が内定した「活動計画書」では、六国見山森林公園をエリア１（2,1ヘクタール）、エリア２（2,0ヘクタール）、エリア３（1,2ヘクタール）の三つにエリアに分けし、平成３０年度から３２年度までの3年間に渡ってエリア１から順番に雑草木の刈払い・集積・処理、植樹した苗木の育成管理、枯れ木など危険木の伐採、人工林の間伐を行うとした。

　この日の現地調査の核になったのはＧＰＳ（全地球測位システム）計器を使ったそれぞれのエリアの面積の計測と各エリアの範囲の特定だった。まちむら交流きこうの担当者は午前８時過ぎに六国見山森林公園北側登山道入口に到着し、待ち受けた北鎌倉湧水ネットワークのメンバーが出迎えた。

　調査はまず六国見山森林公園の全体像を把握するため、外周からスタートし、その後事前にマーキングしておいた各エリアの境界ポイントを辿った。面積計測中、里山としての六国見山の歴史、手入れに至る経緯、今後の手入れの目標などをまちむら交流きこうの担当者に伝えた。

　約３時間にわたる調査と協議の結果、双方は年度別計画を変更し、32年度に予定していたエリア３の活動を計画から除き、同年度はエリア１とエリア２で行うことにした。理由は植樹木の生長を促進するためには、３年間、継続して雑草木を刈払った方が効果的であると考えられるため。エリア３は植樹木が無い。

（当初申請）
　　　　　　1年目　　　　　　2年目　　　　　3年目
エリア１　里山林保全
エリア２　　　　　　　　　里山林保全
エリア３　　　　　　　　　　　　　　　　　　里山林保全

（変更案）
　　　　　　1年目　　　　　　2年目　　　　　3年目
エリア１　里山林保全　　里山林保全　　　里山林保全
エリア２　　　　　　　　　　里山林保全　　　里山林保全
エリア３　実施しない　　　実施しない　　　実施しない

　酷暑の中、調査終了！お疲れ様でした。