六国見山森林公園でスギの中折れが多発9・30台風24号被害①

またまた倒木発生、六国見山森林公園の外周フェンス破損9・10

危ない！中折れしたスギの幹が落ちきれず園路の上に

中折れし、落下したスギの幹

9月30日夜、和歌山県田辺市付近に上陸した台風24号は、一気に近畿から東北を通過、沖縄から東北にかけて、広く記録的な暴風をもたらした。関東でも暴風が吹き荒れ、大規模な停電が起きたり、首都圏では倒木などにより鉄道の運転見合わせが相次いだり影響が出た。

台風が去った翌日の10月1日から3日にかけ、台風24号の六国見山への被害状況を調べた。調査の結果は六国見山森林公園及び赤道の所有者である鎌倉市、六国見山森林公園の指定管理者の鎌倉市公園協会に報告するとともに、北鎌倉湧水ネットワークの里山再生活動の参考にしたい。

【台風24号と六国見山森林公園】

六国見山森林公園では根こそぎ倒れたスギもあったが、これまで見たことのないほどの数のスギの幹が途中で折れていた。幹にひびが入っているケースもあり、今後強風などでさらに折れることが予想される。折れたが、管理通路（園路）落下せず、他の樹木に引っ掛かっていたり、ヤマザクラの根っ子が浮いて、傾いている危険なケースが見受けられた。早急な対応が求められている。

＜南面のヤマザクラ樹林地周辺＞

危険なもたれかかり

スギ中折れ、ひび割れ混在

スギの中折れに周囲の常緑樹が巻き添えに

中折れしたスギの根っ子に近い方と吹き飛ばされた先端に近い方

＜南口広場＞

根っ子が浮いて倒れ掛かっているヤマザクラ

＜北口登山道付近＞

＜8月18日に伐採した枯れ木近く＞

根こそぎ倒木

中折れ

伐採した枯れ木近く根こそぎと中折れ共演

＜夫婦桜周辺＞

太枝折れ

枯れ木落下散乱

＜コナラ植林場所＞

コナラ巻き添え

コナラ救出

＜コナラ植林場所近く＞

枯れ木もたれかかり