鎌倉市公園協会の間伐に立ち合い2・4六国見山臨時手入れ①

林間から仲睦まじい夫婦桜が1・31六国見山臨時手入れ

　2月4日、北鎌倉湧水ネッ トワークは5人で六国見山森林公園の臨時手入れを実施した。作業内容は鎌倉市公園協会のスギの間伐立ち合いと協力（丸切りと丸太運び）、夫婦桜周辺のスギ林の下草刈り、モニタリング調査（見通し＆植栽木の成長量調査）と盛りだくさん。通常は半日の作業だが、この日も前回に続き午後も作業を行った。

　鎌倉市公園協会によるスギの間伐は同協会の新人研修を兼ねての作業となった。事前に「公園協会が間伐されるスギの中にNPO法人游風の使い捨て和器用に提供できるものがあるかもしれません。直径が30センチ、腐りとかシミがないなどが条件です。可能であれば30センチに丸切りしていただけたらと思います。立ち会います。丸切りが難しいようでしたら私たちの方で、処理します。ご検討のほど、よろしくお願いいたします」と申し入れをした。

これに対し鎌倉市公園協会からは「玉切りの件ですが、作業状況にもよりますが可能だと思います。新人研修を兼ねての作業になりますので、多少時間がかかるかと思いますがご了承ください」との回答が寄せられていた。

間伐前

　新人研修を兼ねた公園協会の間伐の様子。間伐は梯子、ロープを使い、基本に忠実に行われた。

北鎌倉湧水ネットワークは間伐したスギの玉切りで公園協会に協力した。この日間伐したスギは３本で、このうち２本のスギの根元の方が、使い捨て和器の材料になりそうなので、NPO法人游風の担当者が丸太を運び出した。間伐材が有効活用で嬉しい限りだ。

　六国見山森林公園には鎌倉市公園協会が間伐を約束しながら、間伐が行われていないスギ、ヒノキがある。それらは赤とブルーのテープが巻かれており、道路に近いなどの理由で、倒れると極めて危険である。下草刈をしたことで、存在がはっきりしたので、鎌倉市公園協会に間伐の実施をお願いした。