誰かが赤道塞ぐ倒木を処理！六国見山3月定例②

日差し遮る急所の常緑樹を強剪定：六国見山3月定例①

倒木処理前の赤道（撮影日：2018年12月28日）

倒木処理後の赤道（撮影日：2019年03月15日）

3月16（土）の六国見山の3月定例手入れに関係して分からないことが一つある。神奈川県有竹林から雲頂庵方面に至る赤道を塞いでいた倒木を、誰かが処理していてくれていたのだ。その誰かが分からない。

心当たりに聞いてみているが、未だに不明だ。処理してくれた倒木は太いので、チェンソーを使い慣れた人だと思う。里山再生という目的で一致できるのであれば、協力関係を結びたいと考えているので、誰が倒木を処理したのか、是非とも知りたい。

倒木は昨年襲来した台風24号によって発生した。神奈川県有竹林から六国見山展望台に至る赤道に比べ、雲頂庵方面に至る赤道は人通りが極端に少ない。このため、倒木処理を後回しにしていた。

倒木が処理されていることに気付いたのは、定例手入れ日の前日の3月15日、近い将来の倒木処理の下準備のために下刈りをした時だった。下刈りを進めていくと赤道を塞いでいた倒木が視界から消えていた。

現在行っている赤道の手入れは2017年1月10日、この周辺の赤道沿いに設置された境界フェンスが円覚寺所有林の倒木によって破壊され、危険な状態になっているのを目撃したのがきっかけだ。

重大な人身事故につながる危険性があるので、2日後に円覚寺に下記のメールを送った。状況写真を添付した。

【円覚寺へのメール】

件名：倒木がフェンスを破壊

宛先：円覚寺　庶務

ご担当者様

高野台住民の野口と申します。 今年（２０１７年）の１月１０日、六国見山を散策の途中、円覚寺敷地内の倒木が赤道沿いに設置されたフェンスを直撃しているのを目撃しました。場所は新設された防火水槽の近くです。倒木はフェンスを破壊し、赤道を挟んで生えているスギに架かり、落下の危険性があると思われます。また、フェンスに取り付けられた扉が開放状態になっており、無用心でもあります。既にお気付きで対応を検討されているかとも思われますが、念のためご連絡いたします。

【円覚寺からの返信】

RE: 倒木がフェンス直撃

野口 稔様

御連絡忝く存じます。早急に確認致します。また今後もかくの如くの事例あらば御教示賜りますようお願いを申し上げます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　円覚寺　庶務

　これを機会に赤道の手入れに至る経緯を振り返ってみたい。赤道が荒れて、極めて危険な状態で、手入れが必要とされていたかを理解してもらえるだろう。

【破壊されたフェンス近くの赤道の状態】

　2017・1・10

【惨状を見かねて仲間と二人で赤道の手入れ実施】

　2017・1・13

　2017・1・18

【鎌倉市と現地協議。赤道の常緑樹の強剪定・伐採の了承を得る】

　2018・1・24　

　2018・2・　1　円覚寺と赤道にオーバーハングした常緑樹（下の写真）の強剪定と畑の上のスギ林のスギの間伐で協議、了解を得る。

【赤道手入れ本格的にスタート】